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Cannondale Slice RS Black Inc フォークをフレームに取り付ける

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前回 、フォークにベアリングを圧入できたので次はフォークをフレームに固定します。 この図ではわかりにくいですが、付属の黒いワッシャーを上下2箇所に挿入して中空ボルトで固定します。一見上だけワッシャーを入れるように見えますが、下側にも入れないと1mmほどフレームとフォークの間に隙間ができてしまい、圧入したベアリングがボルトに押し出されるので要注意です。 まずはフォークを取り付けずにボルトが入るか試します・・・が、 入りません。 見た感じではボルトに不具合はありませんが、フレーム側の塗装が邪魔をしてネジがうまく噛み合ってない模様。仕方がないので軽く力を加えながらボルトをくるくる回します。 塗装が割れました・・・。 ネジ穴の周りの塗装がどんどん欠けていきます。それでもなかなかネジは入っていきませんがしつこく回し続けます。力を入れやすいように六角レンチも使います。 14mmの六角レンチ。普段使わないサイズなので手持ちがなく、近所のホームセンターまで往復40分歩いて調達してきました。 そんなこんなでどうにかネジが噛み合いました。そのまま締め込んでしまうと塗装の補修ができないのでここで一旦フォークを外します。そしてAmazonで買ったホルツのタッチアップペン(つや消し黒)で割れた箇所を塗ります。 よく見れば分かりますが、遠目にはほぼ分からないレベルまで綺麗になりました。そもそもここはフォークを着けてしまえば見えなくなるので自己満足の世界ですね。 ということでフォークを固定したところ。この状態で右にハンドルを回すと少し渋く感じますが、ハンドルバーを着けて曲げると無視できるレベルだったので気にしないことにします。 次回、シートポストの組み立てに続きます。

Cannondale Slice RS Black Inc フォークのベアリング圧入

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Cannondale Slice RS Black Incの組み立てはまずフォークのベアリングの圧入から始めます。 通常のロードバイクとは異なり、Slice RSはヘッドチューブにベアリングを入れてフォークコラムを挿入するのではなく、フォークにベアリングを圧入してからフレームに中空ボルトで固定する特殊な構造となっています。写真左のベアリングをフォークの穴に圧入します。 マニュアルの図解で見るとこのような感じ。上下の緑のパーツが中空ボルト。フォークとフレームの間には上下とも図中右のワッシャーを挟みます。この図だと上だけに入れるようにも見えますが、下側にもちゃんと入れないと1mm程度の隙間ができるので忘れずに入れましょう。 というわけでまずは圧入します。マニュアルにはロックタイトを塗るように記載がありますが無視してデュラエースグリスを塗ります(自己責任)。 ベアリングの圧入にはKF281という専用工具が必要なのですが入手方法がわかりません。スペアパーツはWebで検索すると販売しているショップが見つかりますが、この圧入工具だけは見つかりませんでした。BB用の圧入工具は手持ちがあるのですが、直径が大きすぎてフォークと干渉してしまうので使えず。 仕方がないので、近所のホームセンターでボルト、ナット、ワッシャーを買ってきて代用することにします。ベアリングの外形は37mmなので37mmのワッシャーがあればスムーズに圧入できます。また、37mmのベアリングはTREKのBB90のベアリングと同じ直径なので、BB90用のベアリングを圧入工具の一部として使用することもできます。 車の整備用に買ってあったソケットレンチと大型のモンキーレンチでしっかり力を入れて締め込んでいきます。斜めに入ってしまうとまずいので、まっすぐ入るように数回繰り返してどうにかこうにか圧入完了。途中で外れたモンキーレンチがぶつかって塗装が一部禿げたのは内緒です。 で、これが圧入できたところ。向きにどの程度の意味があるのかは分かりませんが逆らう理由もないので、マニュアルの指示にしたがってベアリングのシールの赤い面がそれぞれ上側、下側になるように圧入しました。 次回はフォークをフレームに取り付けます。

Cannondale Slice RS Black Inc フレームセット

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ロードバイクは好きですが、時々ヒルクライムとエンデューロに出るぐらいで元来まったく競技志向ではないのですが、最近チームの仲間がタイムトライアルにハマっていて楽しそうなので自分もやってみたいなと思い、お酒の勢いにまかせてTT用のフレームをポチってしまいました。 完成予想図 BMC、Cervelo、Canyonなど最近の自分の好みと懐事情と相談しながらどのフレームにしようかなと思案すること数週間。心はほぼCanyonに決まっていました。何と言ってもCanyonは安い。フレームとコンポを買うとカーボンホイールがタダで付いてくるレベル(ただし、自分でメンテナンスできる。またはCanyonでもメンテナンスを引き受けてくれる馴染みの店がある前提)。 ところが、いざ2017年モデルを買おうと思ったらすでにXS、Sサイズは在庫なし・・・。身長176cmの私ですがMサイズではさすがに大きすぎるので断念。2018年モデルの入荷を待つか他にするかモヤモヤ。 そんな最中Cannondale Slice RS Black Inc(2013)が特価で買えるという情報が舞い込みました。モノトーンでシンプルなデザインが好みなのでカラーリングは文句なし。そして変態的な尾びれ付きのフレームとシートポストの造形がさらに物欲を刺激。気が付いたらクリックしてました。 付属品はフォーク、フォーク用のベアリング、前後ブレーキ、フロントのケーブルカバー、BB下のケーブルカバー、シートポスト、サドル固定用のヤグラ。 ハンドルバーの前後位置を調整する10mmから40mmのエクステンションは別売り。これはハンドルバーを決めてから必要に応じて購入する予定。 BBはPF30。クランクをSRAMにするかRotorにするか決めあぐねているのでこちらも同時購入は見送り。 一応電動対応のフレームですが、Di2バッテリーはBB下に固定するタイプで内装は不可です。TrekのMadoneに着いている6870をバラして組み直すかとも思いましたが、バッテリーが外装なのとケーブルやジャンクション、変装スイッチの買い直しを考えると費用的にも手間的にもバカバカしくなってきたので、 SRAMのeTap Aeroにすることにしました。 コンポーネントが決まったので、