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7月, 2016の投稿を表示しています

ロードバイク用カメラ

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自転車趣味にハマる前からカメラが好きで、仕事でも撮影する機会が度々あるので、ロードバイクでグループライドに行くときにはいつもカメラを携帯しています。 iPhoneでもコンデジ程度の写真は撮れますが、ポケットから取り出す⇨カメラを起動⇨シャッター(音量アップ)ボタンを手探りで押す、という一連の流れがまどろっこしいのでライド中の写真撮影にはほとんど使っていません。そしてiPhoneを落っことして数万円の修理代を払う羽目になるのが恐ろしいというのが一番の理由ですね。 そんなわけで私のメインカメラはRichoのGXRです。レンズ交換式ではなくカメラユニット交換式という類を見ない変態カメラです。ボディ側はバッテリー、メモリーカード、操作部。液晶、ストロボがあるだけ。RichoがPentaxを買収したのでKマウントユニットが出ることを密かに期待していましたが、願いは叶わず。そしてカメラユニットもそれほど充実することなく、後継機が発表されることもないまま市場からひっそりと姿を消そうとしています。 私が使っているカメラユニットは安物のコンデジ相当のS10。写りはそれなりですが、せいぜいPCやスマホの画面で見る程度なのでスナップ用には十分かと。 一眼レフも持っていますが、まともなレンズを付けると1kgを超えるので自転車には向かないですね。シクロクロス観戦など、写真メインの時はリュックを背負って走りますがこれは例外。 で、最近GXRの調子が悪くなってしまいました。夏の大汗をかく時期もショルダーストラップでぶら下げていますし、急な雨が降ってきても大雨でなければ袋にしまうこともしないので当たり前といえばそれまでなんですが。 バックライトが壊れかけているようで明るさが変化したり、ひどい時には完全に消えてしまいます。また、ときどき電源が入らないとか、逆に消えないとか。雑に扱ってきたものの、長い付き合いなので愛着もありとても残念です。 そうは言ってもカメラがないと困るので現在代わりを物色中。今回の反省を生かして次は防水タイプにしようと思いますが、なかなかコレというものがありません。私がロードバイク用カメラに求めるものは、 広角(24~28mmぐらい) 光学手ぶれ補正 防水防塵(濡らすから・汚すから) 耐衝撃(落とすか

Campagnolo Shamal Mille - 組み付け編

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前回の続き。 一通り計量も終わったので、細部をチェックしながら組み付けていきます。 ブレーキ面はシャマルミレの最大の特徴である黒いアルミ。円周方向に溝が刻まれています。この色は塗装ではなく、プラズマ電解酸化処理というと言うもの。この処理によって100μmの皮膜を形成して、硬度、耐疲労強度、耐熱性を高めることができるそうです。 とはいえ100μmなので、経験者によると石や金属片を拾った状態でブレーキをかけるとあっという間に削れるとか削れないとか。なので私は雨の日は絶対乗らないと決めました。雨には雨用の自転車を使います。 写真のようにニップル周辺を残してリムは削られています。これは軽量化のためでしょう。これはMavicのR-SYSやキシリウム系のホイールでも同様ですね。リムハイトはフロントが23mm、リアが27mm。ディープリムの見た目にも惹かれますが、私の主戦場のヒルクライム、山岳ロングライドでは軽さには変えられないので。 ハブはUSB(ウルトラ・スムーズ・ベアリング)。セラミックベアリングで名前の通り良く回ります。空転させるといつまでも回っている感じ。今までMavicのホイールを多く使っていましたが、巷でMavicのハブは回らないと言われている意味がちょっと理解できた気がします。 BORA ULTRAのカルトベアリングはもっと回るとか。恐ろしや。 フリーはこんな感じ。ちなみにコンポがシマノなのでシマノ用フリー。アルミ製でリムと同様にプラズマ電解酸化処理されているとか。変形しにくいのでスプロケットの噛み込みも防止できます。 真横から見たところ。G3組のスポークが美しいですね。スポークはアルミのエアロスポーク。いわゆるきしめん。普通のセンサー用マグネットがつけられないので専用のマグネットが付属しています。 もっともOltre XR2は見た目を気にしてハブに巻くタイプのGarminのスピードセンサーを使っているのでこのマグネットは大切に保管。 スプロケットの取り付け前にはデュラグリス。綿棒でまんべんなく塗っていきます。 あらかじめ用意してあったCS6800 11-28Tを装着したら適当なところまで手回しでロックリングを締めます。工具はシマノ純正TL-LR15がお気に入り。

Campagnolo Shamal Mille - 計量編

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先日オーダーしたカンパニョーロのホイール、シャマルミレがやってきました。 早速Oltre XR2に装着して走り出したいところですが、ここはぐっとこらえて、組み付けの前に重さを量ってみたいと思います。 まずは前輪から。カタログスペックは611g。量ってみると約600g。概ねカタログスペック通りですね。ちなみにこれは、スキュワーを含まない重量です。 続いて後輪。カタログスペックは811g。計りは820gを示しました。やや重ですが、前後の合計は1,420gなので合計ではカタログスペック通りと言っていいでしょう。シャマルミレはリムテープが必要ない作りなので、前後で30gほどの軽量化になります。もともと使っているMavicのR−SYSは1,355gなので65g程度重くなる計算です。63~67kgまでkg単位で変動する乗り手の体重を考えれば誤差の範囲ですね。今回は何よりも見た目が優先。 スキュワーの重量は前後とも60gほど。リアの方が長い分やや重いですが、数gの違い。 というわけで、Shamal Milleの重量はスキュワーも込みで約1,480gでした。カーボンのローハイトだと1,200g台も普通にありますが、アルミリムのホイールとしては十分計量と言える部類ですね。 おまけに11速アルテグラのスプロケットも計量。こちらのカタログスペックは212g(11-23T)ですが、11-28Tの場合245gでした。ばらけないように固定する樹脂パーツも一緒に量ってしまったので、実際は5gほど軽いものと思われます。 そんなわけで次回取り付け編へ続きます。

MET RIVALE

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ロードバイク用にまた新しいヘルメットを買ってしまいました。 今回購入したのは METのリヴァーレ 。昨年買った同じく METのエアロヘルメットMANTA とほぼ同じ形状でベンチレーションが多目。夏用にちょうど良さそうです。 身近なところではKaskのProtoneとGiroのSyntheの使用率が高いので敢えて外してみたいという思惑もありました。 カラーはディメンションデータのチームエディション。オークリーのジョーブレイカーと合わせてカヴェンディッシュコスプレができます。 サイズはL。典型的な日本人頭で丸く大きいので、ヘルメットはメーカー問わずLサイズを選ぶことになります。 お値段は1万7千円ほどとリーズナブル。Mantaよりも1万円近く安いですし、他社のフラッグシップモデルはたいてい3万円オーバーなのでCPは極めて高いと言えるでしょう。 重量はLサイズで250gほど。Mantaが200g強なのでちょっと重いですが、十分軽量な部類に入ると思います。 参考までにこれまでのヘルメット遍歴を示すと、 Bontrager Circuit Bontrager Oracle Kask Mojito  Giro Air Attack Specialized Evade MET Manta という感じです。すべてLサイズ。ボントレガーのサーキットとカスクのモヒートスペシャライズドのイヴェードがフィット感が良いです。メットのマンタとリヴァーレもフィット感はかなりいい感じです。この中ではアジャスターの上下調整範囲が広いのでモヒートが最高のフィット感です。 オラクルとエアーアタックは、痛くなるほどではないですが、少し頭頂部左右に窮屈さを感じます。 イヴェードもエアーアタックも少々重く、ヒルクライム向けではないですが、METの2モデルはどちらも軽量なので登りがキツイ日でも安心して使えます。 通気性はやはり穴あきのリヴァーレが有利です。後頭部の穴が大きいこともあって、風の抜けがとてもいいです。その結果、風が当たる部分はヘルメットなしよりも涼しいぐらいです。キャップを被るとどちらも大差ないので、キャップを被る日はManta、被らない日はRivaleと使

Garmin Edge 820 発表

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Garminの自転車用サイクルコンピューターEdgeシリーズの新製品 Edge 820がいよいよ発表されました。お値段はハートレートモニター、ケイデンスセンサー、スピードセンサーのバンドルで$499。センサー類なしだと$399。そろそろデリバリーも始まっているようです。 https://buy.garmin.com/en-US/US/into-sports/cycling/edge-820/prod543199.html サイズは少し小さくなって、特に前後の長さが20mm短いので見た目の印象はかなりコンパクト。 Edge 810: 51.0 x 93.0 x 25.0 mm Edge 820:  49.0 x 73.0 x 21.0 mm ディスプレイも2.6インチから2.3インチに小型化されています。一方で画面解像度は上がっているので、実際の見やすさは向上しているかも。 Edge 810: 160 x 240 pixel Edge 820: 200 x 265 pixel 重量は98gから68gへと大幅な軽量化を実現。大枚叩いて軽量化に励んでいる人には大きな差に感じられるのでは? 私が気になるバッテリーライフは、カタログ上では17時間から15時間に短縮されています。小型軽量化の影響かもしれません。ただどちらも詳細な測定条件が明記されていないので、これは実際のレビュー待ちですね。 私は現在Edge 810Jを使っていて、特に不満もないので即買い替えとはいかないのですが、1000は大きさがイヤですし、ロングライドメインの私にはバッテリーの減りが早すぎるという問題もあります。ライドリーダーをやる際にはナビ機能必須なので520は選択肢になりません。なので820は次の買い替え最有力候補になりそうです。 機能的なアップデートのハイライトはGroup Track機能。820のマップ画面に他のメンバーの位置情報を表示できるステキな機能です。もちろんお互いが対応デバイスを使っていることが条件になるのでライドのメンバー全員の情報は見られませんが、2~3人のサブリーダー的メンバーの位置情報が確認できれば充分ですね。距離は10マイル(約16km)までカバーできるので通常のライドでは充分かと。 520と1000にはこの機能は搭載されていませんが、820から520や100

第13回富士ヒルクライム

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結果から書くと、今回は1:25:00でした。 初めて富士ヒルに出たのは2年前。2014年の第11回大会でした。その時のタイムは1:35:53。今思えば、まだまだ初心者でしたが、ツールドつくば、ツールド八ヶ岳、佐渡ロングライドなどヒルクライムやロングライドのイベントをいくつかこなした後で「俺、意外と走れんじゃね?」と勘違いし始めた頃合いでした。そして脱初心者を目指して90分切りに挑んだわけですが見事に玉砕。 2015年は山岳ロングライドが楽しくなってタイム計測をするヒルクライムへの情熱を失っていたので不参加。 そして2016年。2年分の成長を測定してみようという気になり参加することに。 2年前よりも5kg以上体重を落とし、前日の計量では65kg。身長は176cmなので特に細いということもありませんが、まずまず。本当は62kg程度まで絞るつもりでしたがコンディショニングに失敗しました。主にお酒のせいで。体調もベストではなくやや不安な感じ。 当日の装いは基本的に軽さ優先で。ヘルメットがMETのMANTA、シューズはMAVICのZELLIUM、サングラスはRaphaの新製品Pro Team Fly Weight Glasses。ジャージもRapha一式(Climber Jersey Pink, Pro team Light Weight Bib, Pro team Mitts)。RCC所属ですが、あえてRCCジャージではなくクライマージャージで。日差しが強いのでアームスクリーンも。普段はシューズとペダルはGiroのRepublic+Crank BrothersのEgg Beaterの組み合わせ一択ですが、タイムトライアルなので久々のMAVIC+SPD-SLにしてみました。 今回は申告タイムを80分にして、あわよくばシルバーを狙おうという作戦。事前に計算してみたところ、概ね20km/hをキープすれば75分以内にゴールできるはず。 自転車は手持ちの中で最も軽いBianchiのOltre XR.2。ホイールはMAVICのR−SYSで軽量ですが、コンポがアルテグラなのでトータルの重量としては超軽量というほどでもありません。7kgをちょっと超えるぐらいだと思います。ボトルはシングルでポンプも外しました。 2年前の経験から、集合からスター

Bianchi Oltre XR.4

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先日からツールドフランスで走っている写真が海外メディアに取り上げられていたビアンキのニューモデルOltre XR.4が発表になりました。 http://www.bianchi.com/global/focuson/oltre-xr-4-342273 Infinito CVが登場してからずっとXR.2の次は"Oltre CV"だと予想していたのですが、意外なことにXR.4ときました。 ここまでOltre、Oltre XR、Oltre XR.2と番号を上げてきて、昨シーズンには下位モデルのOltre XR.1が追加になりました。今回が4なのは何故なのでしょうね? 軽量でヒルクライム特化のSpecialissimaとアップライトなポジションでエンデュランス向けのInfinito CVの間のオールラウンダーというポジショニングは変えずに流行りのエアロ要素の強化とCV(カウンターヴェイル)を追加した感じですね。 メンテナンス性を犠牲にしたロードバイクの行き過ぎたエアロ化はあまり歓迎でないので、Oltre XR.4はちょうどいいところを突いてきた感じです。 フレーム形状に細かなアップデートはあるものの、全体的にはXR.2のシルエットを継承しているようです。外観のもっとも大きな違いはVisionが開発したステム一体型のエアロカーボンハンドルですね。ヘッドチューブ周りの造形にはトレックのマドン9に通じるものを 感じます。 後で交換し辛いので個人的にはあまり好きでなかったりしますが。 次に大きいのはフォークでしょうか。ずいぶん前に張り出しているように見えます。 カラーは5色で差し色の面積が広め。ブラックxチェレステの塗り分けがあまり好みでないので、2017年モデルはパス。18年のカラーに期待したいと思います。 気になるフレームセットのお値段は定価442,800円ということで約1割アップ。シートポストは従来から付属してますが、専用ハンドル付きでこのお値段なら安いですね。はてさてハンドルは付属なのかそれとも?

ロードバイク通勤の雨対策

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梅雨の季節もそろそろ終わりかと思っていたら今日の会社帰りには土砂降り。雨粒が大きくて痛い。降り始めて1分と経たずに全身が水浸しになるほどの雨の前ではAss Saversなど無力。エクステンデッドでもワイドでも。 雲行きが怪しくなってきたタイミングの信号待ちでRaphaのバックパックからレインカバーを取り出して装着。ハイビズピンクで後方からの被視認性もバッチリ。スマホや財布など濡れて困る貴重品を放り込んで安心。リスクがなければ暖かい時期のレインライドは楽しい。 レインライドで困るのは濡れたシューズが臭うこと。お気に入りのGiroのRepublicはクッションが厚目で水分を多く含むので乾かすのに時間がかかるのです。明日も雨模様なので扇風機で風を当てて乾かします。

Campagnolo - Shamal Mille

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黒いホイールが欲しくて、シャマルミレを買ってしまいました。 カーボンクリンチャーも候補には入れましたが、目の前でカーボンクリンチャーホイールが破壊されるのを見てから日が浅いので踏み切れず。平坦のスピードを上げたいという欲求もあまりないので、アルミのローハイトリムという結論に至りました。 でもどうしても黒いのが欲しかったのでシャマルミレ。MAVICのR-SYSも持ってるけど。 黒いアルミリムはMAVICが元祖で、R-SYS SLRを始めエグザリット(EXALITH)という名前で有名ですが、最近ではカンパニョーロのシャマルミレ、フルクラムのレーシングゼロナイト、ヴィットリアのELUSION NEROなど選択肢が増えてきています。いずれもプラズマ電解酸化皮膜というものでブラックのアルミリムを実現しているようです。見た目優先なのでどれを選んでも良かったのですが、R−SYSにまたSLRを買い増すのもなんなので、スポークの組み方が特徴的で軽量なShamal Milleを選んでみました。ほぼ見かけることのないELUSION NEROにも興味深々でしたが、ヒルクライム用には軽いほうが良かろうということで。 来週には届く予定なので、装着写真やレビューはまた改めて。