2017年6月30日金曜日

ナカガワサイクルワークス エンドワッシャー ファーストインプレッション

近頃話題のナカガワ・エンドワッシャー(前後セット10,800円)を買って見ました。

http://www.nakagawa-cw.co.jp/accesories.html

数ヶ月前からFacebookのタイムラインに流れてくる記事でその存在は知っていましたが、眉唾ものかなと思ってスルーしていました。その後販路を拡大したのか自転車店からのメルマガ等で度々目にするようになり、またちょっと気になり始めました。ネットで記事を見てみると総じてポジティブなので、金ドブ覚悟で試してみることにしました。

TポイントがそこそこあったのでYahooショッピングで購入。Amazonでは販売されていないようです(2017年6月30日現在)。流通量が少ないのか注文してから入荷まで待つこと1ヶ月少々。
届いたのがコレ。取扱説明書と黒いワッシャー4個が入った簡素な包装。とても1万円超えの商品には見えない。反面捨てるゴミが少なくて済むのは嬉しい。
一応ざっくり計量してみたところ、4個で20g少々。7kgオーバーの自転車の総重量からすれば0.3%未満。誤差の範囲ですね。
取り出してみたところ。この6mm突起がフレーム、フォークのエンド部分の隙間を埋めてくれるという仕組みです。フロント用とリア用の区別があって、フロント用には上側に小さな穴が開けてあります。

というわけで早速取り付け。週末まで我慢できないので、平日の通勤で主に使用しているアルミフレームのロードバイクBianchiのImpulsoに取り付けてみます。一応フォークはカーボン製らしい。ホイールはMavicのCosmic Elite。スチールのエアロスポークに35mmハイトのアルミリムなので頑丈かつ重いです。
取説にしたがって、スキュワーを外してタケノコバネを抜きます。
そしてワッシャーを挿入。これでフォーク先端の隙間が埋まり、スキュワーの締め付ける力が全周均等にかかるので、ハブ軸のたわみがなくなるとのこと。
スキュワーを差し込んで、
ナットを固定して完成。
下の方の画像がワッシャーなしですが、見た目にはほぼわかりませんね。
フォークを下から見たところ。確かに隙間がなくなっています。
一方でリア側は画像ではちょっと見にくいですがハブとワッシャーの間に1mm程度の隙間があります。

さて、実際の効果ですが公式ウェブサイトの説明では、使用者の感想として下記のようなコメントが掲載されています。

実際にご使用いただいた方々からは、
 フォークエンドの剛性感を感じ、逆にホイールのたわみを感じる!
 下りの高速コーナーが安定する!
 コーナーリング中の状況を感じやすい!
 ダンシングのダイレクト感が増した!
 中級クラス以下のカーボンフォークには効果絶大!
 回転が良くなったせいか、下りのスピードが伸びるようになった!
 全体的にフレームの剛性が上がった!
などの感想を頂いております。

通勤で往復およそ30km、概ね平坦、行きは一部下り、帰りは一部登りを走ってみた感想としては、

  1. ハンドル、フォーク、ホイールの一体感を感じる
  2. 剛性の向上。乗り心地が悪くなった
  3. 下りの安定感
  4. ハブがよく回る
といったところ。だいたい公式の説明と一致しています。この手の商品については懐疑的なので、どうせ気のせいレベルだろうと思っていたのですが、意外に効果が実感できて驚いています。普段からカーボンフレーム×アルミハンドル、カーボンフレーム×カーボンハンドル、アルミフレーム×アルミハンドルなど乗り分けているのですが、大して乗り心地の違いが気にならないほど乗り心地については鈍感です。

特に1のハンドルからホイールまでの一体感が新鮮。10%超の登りでハンドルを振った時にヨレる感じが全くなく、腕の動きに自転車全体がダイレクトについてきます。

全体的に剛性が上がり、遊びやヨレが減ったため、舗装のよくないところを走ると細かい凹凸もしっかり拾ってしまい、乗り心地は悪く感じます。これはフレームやホイールとの相性によってはデメリットになるので、できれば実際に買う前に試せるといいですね。

ハブの回転もスムーズになるので安ホイールなのにちょっといいホイールに換えたように錯覚します。乗り心地の件も含め、相性が合えば1万円は高くないんじゃないでしょうか。

山へロングライドに行った時の感想、カーボンフレームで使ってみたらどうなるかはまた別途書きたいと思います。

2017年6月14日水曜日

Bianchiの新しいエアロロード Aria



BianchiのエアロロードバイクのニューモデルAriaが海外で発表されたようです。ケンタウル付きの完成車で£2,249.99なので日本だと30万円代半ばというところ。


Oltre XR3と完全にバッティングする価格帯で、フレーム重量はOltre XRと同等の1100g。CVが入っていないAriaはちと微妙。私が乗っているOltre XR2は900gなので登りに関しては買い換える意味はなさそう。Aquila系のエアロデザインのようなので、空気抵抗はOltre系のフレームよりも少ないのでしょうね。




個人的にはOltre系の弓なりのトップチューブが好きなのであまり食指は動かず。




良いところはBianchiのカーボンフレームでは珍しくホリゾンタルなところですね。直線的なフレーム形状が好きで平坦や緩めのアップダウン中心であれば悪くない選択かもしれません。機会があったら試乗してみたいですね。

2017年6月12日月曜日

第14回 Mt. Fuji Hill Climb

という訳で、2017年も富士ヒルに参加してきましたので、簡単にまとめ。



富士スバルラインが舞台の距離24km 獲得標高1,200mで平均斜度5%強の距離は長いが比較的緩いヒルクライムレース。例年の完走率は99%以上。国内では最大の自転車イベントですね。65分(ゴールド)、75分(シルバー)、90分(ブロンズ)の3段階が目安になります。完走するとゴールタイムに合わせてコラムに使えるスペーサー(フィニッシャーリング)がもらえます。90分以上かかった人は参加賞のブルー(女性はピンク)がもらえます。

私は3回目の参加。1回目はブルー、2回目はブロンズを獲得。3回目の今回はシルバーをゲットできれば格好いいのですが、そこまでハードなトレーニングもできていないので80分を目標に設定しました。

今回のバイクは新車の BMC TeamMachine ALR01。重量約7.5kg。もうちょっと軽いカーボンバイクもありますが、アルミフレームが好きなことと、今回は車ではなく輪行だったこともあり、ALR01で参加しました。ホイールはMavicのR-Sysなのでトータルの重量はカーボンバイクと比べても大差ないレベルに抑えられました。脚を攣りやすいのでサドル高は低め(72.5cm)に設定。

普段はトレーニング嫌いですが、4月末のRapha Prestige Ulsan(韓国)でボロボロになったこともあり、直前の1ヶ月はローラーと通勤で高負荷を1時間以上維持することを意識。5月には一回試走に行き、ブロンズは問題なく取れることを確認。あとは本番でどこまで追い込めるかが課題です。


良かったこと

  • 自己ベスト更新
  • 脚を攣らなかった
  • 食事、補給、サプリメントなど
  • 雨が降らなかった
  • 荷物を預けなかった
  • Rapha Cycling Club (RCC)テントが最高だった


良くなかったこと

  • 体重の調整に失敗
  • 脚攣りを恐れて出し切れなかった
  • 80分を切れなかった
  • 運営が酷かった(荷物預けなど)

自己ベスト更新
速報値ですが1時間22分34秒でした。昨年と比べて約2分短縮、1246人中269位でした。上位男子35~39歳で20%には入れなかったので、次回は80分未満、上位20%以内を目標にします。

脚を攣らなかった
ここ1年間ヒルクライムレースやRapha Prestigeに参加すると必ず脚を攣ってしまっていたので、直前の2ヶ月間は通勤と固定ローラーで高めの強度を意識してトレーニング。富士ヒル当日は朝起きてすぐに梅丹本舗の2RUNを摂取。スタート前にももう一回2RUNを飲みました。スタート後も1合目まではとにかく過負荷にならないことを意識し、無理せず抑えて走行。その後も踏むことよりも回すこと、膝を引き上げることを意識。結果的に脚を攣ることなく余裕を持ってゴールまでたどり着けました。

補給、サプリメントなど
朝食はおにぎり一個、小さいあんぱん一個、グレープフルーツジュース。スタート前にスポーツようかん一個。走行中の補給はSoyJoy一本と水300 ml。スタート前に水を少し捨てましたが、ちょっと捨てすぎた感もあり、気分的に余裕がなかったのが残念でした。結果的には空腹感を感じることはなく、水もギリギリですがゴールまで持ちました。

雨が降らなかった
週の初めの予報では曇り一時雨の予報でしたが、土日を通じて晴れ時々曇りのお天気で寒すぎるということもなかった。

荷物を預けなかった
通常めんどくさいので、極力荷物を減らして預けないのですが、今回も前述の通り天気が良かったので荷物を預けないことにしました。ウェアは全てRaphaで、プロチームインナーのスリーブレス、クライマージャージ、プロチームライトウェイトビブ、プロチームアームスクリーン、プロチームミット、メリノニーウォーマー、プロチームソックス。下り用にプロチームウィンドジャケットとプロチームソフトシェルグローブをポケットに入れて登りました。参加者が増えて荷物預けが大渋滞したり、荷物がゴールまでに届かなかった人もいたようなので、今回は預けなくて正解でした。

Rapha Cycling Club (RCC)テントが最高だった
今回は所属するRapha Cycling Clubのテントがあったので前日、当日スタート前、当日ゴール後をゆったりと過ごすことができました。前日には少し痛みが出ていた左脚のマッサージとバイクのメンテナンスもしてもらえたので万全の状態で本番に臨めました(RCCの公式なサービスではなく、メンバーによるボランティア的な活動なので全てのメンバーがもれなく受けられるサービスではありません。私はラッキーでした)。チームの仲間が一緒だと精神的にもリラックスできるのでソロ参加よりも楽しめました。やや緊張感が不足していた気もしないでもないですが(笑)。サービスされっぱなしでは申し訳ないので、テントの片付けはお手伝いしてきました。その他ライドイベントの実施など自分のできる範囲で貢献していくつもりです。

体重の調整に失敗
身長176cmで、昨年は62kg程度まで絞れていましたが今年は調整に失敗し、一週間前の時点で68kg。なんとか帳尻を合わせる為に通勤の遠回りとローラーで66kgまで減らすことができました。とはいえヒルクライムは体重が軽い方が有利なので、次回はもうちょっと絞って臨みたい。

脚攣りを恐れて出し切れなかった
前述の通り脚を攣らずにゴールできましたが、出し切らずに終わってしまった感もありちょっと反省。脚攣りを恐れるあまりペースを抑えすぎたかなと。ゴール前でも脚には余裕がありましたが、渋滞していて登りスプリントはできずに流してゴールとなってしまいました。次回はもうちょっとギリギリのペースで走れるように改善したいところ。

80分を切れなかった
2016年の時点で85分を切れていたので今回の目標は80分切りでしたが、結果は82分台で達成ならず。ペースのコントロールがうまくなかったことと、中盤の強い西風が影響したかなと。

運営が酷かった(荷物預けなど)
年々参加人数が増えていますが、それに運営が追いついていない感じでした。当日朝の荷物預けが捌き切れず大行列。しかも一部の荷物の運搬がスタートに間に合わず、ゴール後1時間以上5合目で荷物待ちで足止めを食らった人も多数いた模様です。私は預けなかったので被害は受けませんでしたが、来年以降も荷物を預けることはやめようと誓いました。次回以降は前日の受付時の荷物預けを是非実施してもらいたいところです。運営の良かった点としては、トイレの行列が例年になく短かったこと。スタート前のストレスは少ないに越したことはありません。

次回は75分を目標に計画的にトレーニングしたいなー、と。