投稿

11月, 2020の投稿を表示しています

Wahoo Kickr AXISアクションフィート

イメージ
  2019年の末にWahoo Kickrを買い、Zwiftを初めて早一年。冬から春にかけてはほぼ毎日欠かさず バーチャルライドに励み、7~8kgの減量と1割ほどのFTP向上に成功しました。 しかしながら、自転車部屋にエアコンを設置していないため夏場の暑さに負け、Zwiftの頻度も時間も減る一方。体重も4kgほど戻ってしまいました。 このままではいかんと一念発起。モチベーションを上げるため新たなアイテムを導入しました。 それがこのWahoo Kickr AXISアクションフィート。2020年度版のKickrに標準で付属しているものですが、旧型のKickrにも使えるということなので、9月頃に注文しました(Kickr CoreとKickr Snapには非対応)。元々10月頃の入荷予定だったのですが、少々伸びて11月下旬に到着。お値段およそ1万円。 これまでの足と何が違うかと言うと、従来の硬質な樹脂でできた足に対してAXISは硬質な樹脂の下に柔らかいゴム素材が追加されており、左右に最大5度傾けることができるようになります。直立した状態から微動だにしないフレームという固定ローラーで最も不自然に感じる問題を緩和できるというものです。 公式の製品ページ によると、よりリアルな走行感を再現でき、姿勢を保つための筋肉も鍛えられるとか。ハンドルバーやサドルと接する箇所の圧力も一定ではなく強弱が生まれるので疲労の軽減も図れるんだとか。 効果の程は試してみないと分からないので、早速取り付けてみました。 これが内容物一式です。小さい箱にうまく詰め込まれており、一度出すと綺麗に戻すのが難しいほど。取扱説明書(多言語)、前足、後ろ足、左右(大・中・小)が入っています。 交換に必要な工具は大きめのプラスドライバーと6mmの六角レンチのみ。 まずは後ろ足から付属の足を外します。プラスドライバーで内側の穴2箇所のネジを外すと取れます。今回は両サイドのナットには触りません。 新旧比較。少し厚みが増しますが、乗ると体重でゴムが圧縮されるので実用上は意識しないレベルですね。新しい方のゴムは中央部が薄くなっています。中央部はあまり変形させず、外側を大きく変形させ て左右に揺らす仕組みですね。 外したところに、 新しいのを取り付けます。 続いて前足。 すごく大きいです。 ここにもゴム。 旧型の足(左側)。小さ

Eggbeater 1の分解・清掃・グリスアップ

イメージ
 通勤用ロードバイクのImpulsoで使っているペダル、Crank Brothersの Eggbeater 1の回転が渋くなり妙な音が出るようになってきたので分解してグリスアップ。 まずは外側の樹脂製のカバーを外します。私は大きめのマイナスドライバーを使いますが、コインなどで外す人もいるようです。 カバーを外すと8mmのナットがあるのでソケットレンチで外します。 ナットが外れると、 軽く引っ張るだけでペダル本体が抜けます。 こちらがペダル軸。汚れたグリスを拭き取って新しいグリスを詰め、分解と逆の手順で組み立てます。グリスは水分に強くて長持ちするシマノのプレミアムグリス。粘度が高めなので手で回した際の回転はやや重くなりますが、足で回す分には差を感じないので全く問題なし。 清掃ついでにネジザウルスリキッドでサビ落とし。丁寧に拭き取った後に呉工業の2-26をスプレーして防錆処理をしておきます。 こまめに手入れすれば長く良い状態で使用できるので日々のメンテナンスは大事ですね。

ディスクブレーキ ホイールに迷う 2020

イメージ
 7月にEmonda SL5を購入し、コツコツとパーツを入れ替えて軽量化を進めているわけですが、残る大物はホイールとグループセットぐらいになってきました。現在のホイールは完成車付属のBontrager Affinity Disc。アルミ製でおそらく前後で2kg以上ある重量級です。 8月15日の 投稿 の状態でサイコン(Garmin Edge 530)とペダル(Crank Brothers Eggbeater 1)込みで実測8.7kg。元が約9.5kgと重量級なので、少々軽量化したところで焼け石に水状態。やっぱり、大きく軽量化するにはホイールとグループセットに手を付ける他なさそうです。 それなりの資金を投入すればホイールとグループセットで1.2kg、その他小物の積み重ねで0.3kgは軽くなる見込みなので、最終的には7.2kg程度までは軽量化できそうです。フルカーボンサドルや超軽量の一体型バーステム 、チューブなどの変態パーツを使えば6.8kgも視野に入ってきますね。 そんな訳で、そろそろ大物(お金がかかる)のホイールに手を付けようと真剣に検討をはじめました。ディスクブレーキ ホイールに求める条件については下記の通り。 軽量 40m前後のリムハイト チューブレス/クリンチャー両用 コスト 見た目 その他 まずは軽いこと。軽量バイクはリムブレーキのSupersix EvoとOltre XR2があるので限界までの軽量化を求めている訳ではないのですが、ディスクブレーキ 車でもリムブレーキに負けない程度の軽さは欲しいなと。そこで候補に上がってくるのは、このあたり。 Bontrager Aeolus RSL37 (1,325g) Zipp Firecrest Tubeless DB (1,352g) HUNT 44 UD CARBON SPOKE DISC (1,398g) ENVE SES 3.4 AR Disc (1,436g) Fulcrum Speed 40 DB (1,470g) Mavic Cosmic SLR 45 DB (1,470g) 公称重量の順に並べると上記の順番になりますが、FulcrumとMavicはリム内部のニップルホールがなくリムテープが不要なので、使用時の重量では前後で60g程度有利になります。リムテープの重量も含めて並び替えるとこのようになります

Garmin Vector 3 バッテリーカバー交換(2回目)

イメージ
一度交換が行われたGarminのペダル型パワーメーターVector 3のバッテリーカバーですが、2020年に再度交換となりました。前回送られてきたカバーに交換したものの、やっぱり走行中にパワーメーターをロストしてデータが途切れ途切れになる問題は解決されませんでした。そしてこのようなアナウンス。 https://support.garmin.com/ja-JP/?faq=9NY4m6NhY09TyIQsoI301A フォームから依頼して送られてきたのがこちらのセット。前回は外側のカバーだけでしたが、今回はペダル側のパーツも含めて大量の部品が送られてきました。作業に使用する精密ドライバーも含まれる念の入れ様です。 今回はペダルの中の受けも交換します。 左が古いもの。右が新しいもの。古い方は接点がH型ですが、新しい方は4つの接点がバッテリーに接触するように変更されています。公式のサポート情報によるとバッテリーの放電に伴う変形により接触不良が発生することがあるそう。 元のバッテリー受けを外したのがこの状態。ここに新しいものを取り付けます。 そしてこちらが外側のバッテリーカバー。こちらは2点だった接点が4点に増えています。 バッテリーを入れて4mmのアレンキーで締めていきます。トルクは2Nm。黄色いパッキンが見えなくなるぐらいが目安です。下の画像よりももうちょっと締めます。 交換した後に12kmのタイムトライアルで使用しましたが、レース中一度もデータが途切れることはなく、きちんとデータを取得できました。真ん中でデータが途切れているのはUターンの間脚を止めていたためです。 購入してから約2年に渡って悩まされてきたGarmin Vector 3の接続切れ問題ですが、これで完全に解決された、かも知れません。もしも今後不具合が再発するようなことがあれば再度記事にしたいと思います。