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PARKTOOL アジャスティングキャップツール BBT-10.2

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新しい工具がツールボックスに仲間入り。 PARKTOOL アジャスティングキャップツール 「 BBT-10.2 」を買いました。 というのもBMC ALR01のクランクUltegra FC R8000を外そうとしたのですが、クランク固定ボルトが外れなかったから。 TL-FC16 というシマノ純正の工具もあるのですが、形状的にトルクをかけづらく、固着してしまったボルトを外すには不十分です。 もちろんクランク固定ボルトを緩める前にクランクの端にある5mmの六角ボルト2本はしっかり緩めましょう。 本来は0.7 - 1.5 Nmと締め付けトルクは小さく、クランク付属の樹脂製のボルトであれば特に苦労なく外せるのですが、サードパーティーのアルミ製などに交換していると手回しでは外れないことがあります。 他のブランドからも似たような工具は発売されていますが、やっぱり工具は信頼のPark ToolということでBBT-10.2を購入。多分出番は年に1回以下ですが気にしたら負けです。工具は所有することによる安心感に価値があります。 そんなわけでこちらがBBT-10.2。蝶ネジのような形ですごく力をかけやすい。TL-FC16ではどうにもならなかったクランク固定ボルトもあっさり緩めることができました。 さらに、真ん中に空いた穴をよく見ると・・・。 なんと8mmの六角レンチ(アレンキー)がぴったり。それほど強く締める事はないボルトですが、これでどんな状態でも楽に外すことができます。 TL-FC16が300円未満で、BBT-10.2が2000円超なことを考えるとコスパ的には微妙ですが、これでいつでもシマノクランクを外すことができるという圧倒的な安心感には変えがたいものなので、これはこれで良し。 お知り合いの方はホローテック2が外せなくなったらご一報ください。  

初めてのショートサドル Prologo Dimension Nack

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最近流行りのショートサドルを買いました。PrologoのDimension Nackです。 https://amzn.to/32soG9N 普段のお気に入りサドルはフィジークのArioneまたはKurve Snake。基本的に幅が狭くて長いサドルが好きです。道の勾配や疲労度に応じて着座位置を前後に激しく動かすので、ArioneやKurveが最適です。ロードバイクに乗るようになって初めて買った完成車付属ではないサドルがArioneだったのでよく言われるサドル沼にはまることもなくこれまで8年ほどやってきましたが、数年前からタイムトライアルを始めてTTバイクに乗るようになった影響からか、ロードバイクのポジションも徐々に前乗りに変わってきました。 こちらが最近ヒルクライム用に新調したSuper Six Evo Hi-mod。 フレームに付属のSAVEシートポストがセットバック15mmですが、サドルは限界まで前に出しています。この状態だとBB中心からサドルの先端まで50mm未満になってしまうため、UCIルール違反となりJBCFなどの実業団レースの検車に通りません。 Fizikにロード用のショートサドルがあればいいのですが、残念ながら2019年現在ではラインアップにありません。周囲ではSpecializedのPowerが人気なのでPowerを試してみようかとも思っていましたが、みんなと同じでは面白くない、またワールドツアーチームのEF Education FirstのサドルのサプライヤーがPrologoだったこともありDimensionを試してみることに。 Dimensionには金属レールのTiroX、金属レールでパッド増量のNDR、カーボンレールで軽量なNack、カーボンレールで滑り止めを追加したCPCなどのバリエーションがあります。サイズは長さ245mm、幅143mmで共通です。私は厚めのパッドや滑り止めは不要なので、もっとも軽いNackを購入しました。 前側はサラッとした手触りです。後ろ半分には斜めのラインが入っていて、これが滑り止めになっています。 レールはカーボン。取り付けにはトルクレンチを使いましょう。一度横着してシートポストを割ったことがあります・・・。 重量は実測でおよそ150g。カタログ値で149g

MET Trenta

View this post on Instagram インターマックスの2018年MET一般サポートライダーに選ばれ、1年間ニューモデルのTrentaを使わせていただくことになりました。Metはもともと好きなブランドでMantaとRivaleは発売後すぐに購入してどちらもお気に入り。ニューモデルのTrentaが届いて期待に胸が膨らみます。デビュー戦は今週末のハルヒルかな? #MET #Trenta #InterMax Naoya Okuda さん(@okudanaoya)がシェアした投稿 - 2018年 5月月17日午前7時59分PDT 縁あってインターマックスさんからMETのTrentaをサポートしていただいて早一年。サポートライダーの任期が切れるタイミングなので、ヒルクライム、クリテリウム、ロングライド、たまに通勤と一年間メインのヘルメットとして使用してきた感想をまとめたいと思います。 http://www.intermax.co.jp/products/met/trenta.html 私はもともとMETのManta、Rivale共にLサイズを愛用していました。METのヘルメットのいいところは何と言っても私の大きく丸い頭でも全くストレスなく被れるところ。ヨーロッパのブランドが作っているヘルメットは、欧米人の前後に長い頭の形に合わせた形状のものが多い印象ですが、METの製品はアジアンフィットの設定はありませんが、日本人でも無理なく被れる形状です。窮屈さを感じることはありませんし、サイクルキャップや薄手のニットキャップを被っても問題なく被ることができます。 View this post on Instagram Naoya Okudaさん(@okudanaoya)がシェアした投稿 - 2018年 6月月13日午前4時02分PDT Trentaも期待通りの被り心地でした。頭の大きい人でも問題なく被れると思います。内部のパッドは5つありますが、全部が均等に頭に触れる感触で、圧力が特定の箇

大磯クリテリウム 2018 - 2019 第5戦

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3月24日(日)大磯クリテリウム第5戦に参加してきました。 今シーズンの大磯クリテリウムも4月でお終いなのでそろそろまともな成績を残したいところですが、この時期は花粉症がひどく、ちょうど風邪もひいていたのでモチベーションは低め。さらに前日夜に一番好きなクラシックレース「ミラノ−サンレモ」の中継があったので表彰式までしっかり視聴。やや寝不足でコンディション的には最悪の部類。 天気は快晴で風も弱めでしたが、3月も終わりに近づいているにも関わらず気温が低く、大磯に向かう道中は5度ぐらいでした。冬の装いでカメラと着替えを沢山背負って会場へ。今回から所属しているRapha Cycling Clubが正式にイベントに協賛し、テントも出すというのでいつもより早めに出発してスポーツカテゴリーから撮影できるように8時に会場入り。 RCCおよび八ヶ岳サイクリングクラブからの参加者は13人。応援のメンバーも合わせると15人以上の大所帯。観戦だけでもいいのでもっとメンバーが遊びにきてくれると楽しくなりそうです。人数が多いのでメンバーが出るレースも多く写真を撮るのが忙しい。でも楽しい。 私が参加するのはいつも通り午後一番目のビギナーカテゴリーなので12時過ぎの試走まではのんびり。朝食は食べなかったので道中のコンビニでおにぎり一つと惣菜パン、菓子パンを一つづつ購入して、レースの3時間ほど前に摂取。風邪薬と花粉症のお薬も一緒に飲んでおきます。当日の装いは私にしては珍しくRCCジャージ。いつもはハイビズピンクのジャージで出てますが、なんとなくRCCな気分だったから。グローブはRaphaの新しいPro Team Mitts。縫い目が少なくなって、フィット感も改善されています。Raphaの夏用グローブとしては過去最高の出来。パッドなしのグローブが好きな人には人気が出そうな予感。ヘルメットはいつも通りインターマックスさんからサポートしていただいているMETのTrenta。アジアンフィットの設定はありませんが日本人でも無理なく被れる貴重な逸品。私は頭が大きいのでLサイズですが見た目がスッキリして大きく見えないところもお気に入りです。 着替えを済ませたら試走の前に検車へ。大磯の検車は車両だけではなく、ヘルメットやグローブ、ゼッケンなども確認されるので、レースに出走できる状態

パンクしないタイヤ Continental Gator Hardshell 28C

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通勤用ロードバイクBianchiのImpulsoのタイヤを3年ぶりに交換しようと思います。 3年間ほぼ毎日のように酷使してきたのはContinentalのGator Hardshellの28Cです。 元々はひどいグラベルを走ることで有名なライドイベントRapha Prestigeに参加する為に購入したタイヤでした。フレームは石畳などの未舗装路を走るレース、パリルーベにも投入されたことのあるBianchiのImpulso。サイズは55cm。アルミフレームですが、頑丈かつ乗り心地もまずまずで重さもあまり感じないハイCPモデルです。Oltre XR2などカーボンフレームも複数所有していますが、一台だけ選べと言われたらImpulsoを選ぶと思います。 Continentalのラインアップは幅広く、かなりわかりにくいですが、Gator HardshellはPremiumカテゴリーに含まれるトレーニング、通勤用タイヤという位置付けです。レースで使うならGP5000やTT、Super Sonicが鉄板ですが、日々の通勤やトレーニング、グラベルライドなど、幅広い用途に使うならGator Hardshellに勝るものはないでしょう。一方、高速でバイクを倒した時のグリップや重量ではレース用タイヤに分があります。GP5000の28Cが250gなのに対してGator Hardshellは410gもあるので、軽量ホイールが鉄下駄相当になってしまうぐらいの差があります。ヒルクライム用にSuper Sonicの23Cも用意がありますが、こちらは150gと圧倒的な軽さです。 分厚いトレッドとPoly X Breaker、DuraSkinにより耐パンク性能はロードバイクタイヤとしては最高レベルです。カタログスペック上ではなんとでも言えますが、実際に3年間使ってみた実感として保証できます。Rapha Prestige上勝に続いて、Prestige那須、cc.jp主催の八ヶ岳グラベルライド、初の海外遠征となったPrestige Ulsan、その他大小様々なグラベルライド、そして3年間晴れた日はほぼ毎日の往復30kmの通勤などなど、少なく見積もっても15,000km以上は走っていると思われますが、パンクなどタイヤに関するトラブルとは無縁でした。タイヤは他にも色々使ってきましたが、ここ

SRAM RED eTap AXS 2×12の重量

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昨日発表になったSRAM RED eTapの新作を見てきました。2018年の埼玉クリテリウムの会場で初めて目撃されてから半年経たずに正式発表となりました。ダウンアンダー以降のワールドツアーのレースでもトレック・セガフレードなどSRAMがサポートするチームのバイクに軒並み装備されていますね。 個人的に一番気になったのは重量です。SRAM REDと言えば計量が売りでヒルクライマー御用達のコンポでしたが、新モデルは重量が増えているとのこと。旧モデルは50−34&11−25で1,894gでしたが、こちら(https://cyclist.sanspo.com/452246)の記事によるとどの仕様か不明ですがリムブレーキ版で2,254gとのこと。ヒルクライマーや軽量化マニア的には350g差は決して小さくないので旧モデルを買った方が幸せになれる人もいるのかもしれません。フレームやホイールで350gを軽量化しようと思ったら10万〜20万円ほどかかりそうです。 リアが12速になってトップギアがこれまでなかった10Tになりました。これによってフロントのアウターが50Tでギア比が5.0となり、これまでレースで主流だった53-11の4.82よりも重く(同じケイデンスで回すパワーがあれば速く)なりました。さらに10Tから17Tまでの間は1T刻みで変速できるので速度や斜度に合わせてきめ細かいシフトチェンジができるため疲労の軽減が見込めそうです。 クランクアームの見た目はそれほど変わっていませんが、フロントのチェーンリングのデザインは大きく変わりました。前作はほぼ真っ黒でステルス感の高いものでしたが、今回はシルバーになり、アームのデザインもアグレッシブ。個人的には存在感強すぎてちょっと・・・という感じですが、デュラエースが真っ黒になったので差別化という意味ではアリかもしれません。クランク軸はSRAM独自のDUB規格で28.99mmだそうで。BB90など一部のBBを除き、ほぼ全てのBB規格に対応できるとのこと。そして従来のGXP互換、シマノ互換の24mm版もあるようなので安心です。 レバーに関しては大きなアップデートはなし。ボタンとフードの滑り止めのパターンがアップデートされてより操作しやすくなったとか。旧モデルに同じフードが使えたりするのでしょう

Campagnolo Chorus スプロケットとVision Metron Disc ホイール

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とあるお店で特価だったのでディスクホイールを買いました。ディスクホイールと言っても今流行りのディスクブレーキ対応ホイールではなく、円盤型のディスクホイールです。リアだけで重量はおよそ1,050gあるのでMetron 55 SL(1,580g)に比べればかなり重い。Metron 81 SL(1,740g)でもまだちょっと重そうですが、主に平坦でのタイムトライアルにしか使用しないので、重さはそれほど大きな問題にはならないでしょう。 デカールが白赤でフリーはカンパ仕様。TTバイクの Cannondale Slice RS Black Incのコンポは SRAM RED eTapなので本来はShimano/SRAMフリーを買うべきで、デカールもグレーが好みなのですが、これが安かったので・・・。自転車仲間のAさん曰く、カンパニョーロのスプロケットとシマノやスラムのディレーラーの組み合わせでも問題なく変速するということなので信じてポチリ。 スプロケットはChorusのの12-25を買いました。流石にレコードやスーパーレコードは高すぎて手が出ません。今までコンポーネントはシマノとスラムしか使ったことがないのでホイールのシャマルミレを除けば初めてのカンパニョーロ製品です。ロックリングを締める工具もシマノ用とは別なのでパークツールのやつを新たに購入。 フリーの見た目はこんな感じ。シマノよりもゴツイ。 カンパのスプロケットはシマノやスラムと違ってフリーに挿入するためのガイドが備わっていました。この白いガイドをフリーの穴に差し込むとスプロケット全体がスコっとフリーにハマる仕組みです。 ガイドをフリーに差し込んだところ。 スコッ。ハマりました。楽チンですね。 ロックリングを力一杯締めます。 出来上がり。ギアの構成が12-13-14-15-16-17-18-19-21-23-25とクロースレシオなので美しいですね。 ちなみにホイールの仕上げはイマイチでした。成形に使用した部材の残りカスなのか、スポークホールやバルブホールからゴミが見えます。気にしたら負けなので気にしません。平地以外で使うことは想定していないので少々の重量増は無視できますし。

大磯クリテリウム 2018 - 2019 第3戦

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今期の大磯クリテも3戦目。12月は他の予定が忙しくて出られなかったので、個人的には今期2戦目の大磯。大磯クリテは東京、神奈川からのアクセスも良く、毎月一回定期的に開催されるので参加しやすく、冬場のトレーニングのモチベーションを保つのに最適なのでおすすめです。 前日の天気予報では、10度ぐらいまで気温が上がり、風速も2m/s程度のレース日和にナルトのこと。風の心配がないということで自転車はAllez Sprint、ホイールにはVisionのMetron 55 SLクリンチャーを選択。普段履きのタイヤVittoriaの Rubino Pro G+からCorsa G+に交換。ホイールが今時のワイドリムで24mmほどあるのでタイヤも25Cで。 右側のが私のAllez Sprint。光の加減でブルーにもパープルにも見える塗装がお気に入りです。左のティールの方はお仲間のバイクです。レースに出走する際には脱落の恐れがあるものは外す必要があるので前後ライトは外します。また、シートチューブ側のボトルケージ、ポンプ、ツールボトルも重りにしかならないの外してしまいます。 エントリーしたビギナークラスは13時ごろのスタートなので、朝はゆっくり目の7時起床。8時前に家を出て、武蔵小杉駅まで自走。駅に着いたら自転車をパッキングして電車を待ちます。大磯駅までは東海道線直通の湘南新宿ラインで乗り換えなしで行けるので便利。途中のコンビニで買ったパンとおにぎり。 スマホでSNSチェックをしながら1時間少々電車に揺られて大磯駅に到着。会場の大磯ロングビーチまでは約3km。のんびり走って10分ほど。途中にコンビニも数件あるのでお買い物にも困りません。 到着したら後から来るRapha Cycling Club(RCC)メンバーのために場所取り。試走まで2時間ほどあるので午前のカテゴリーを観戦しつつカメラの準備。レースするだけじゃなくて仲間のレースを観たり、写真を撮ったり、出店のコーヒーや食べ物を楽しむのもレースの醍醐味です。走らなくても十分楽しめるので、もっとレース観戦の文化を広めたいと思う今日この頃なのです。 受付でゼッケンと計測チップをいただいたらレース用のジャージに着替えて検車へ。大磯クリテでは検車と出走サインがありますので忘れないよう注意しましょう。検車はレースに出る時