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10月, 2017の投稿を表示しています

Cannondale Slice RS Black Inc サドルの取り付け

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前回 はフォークの取り付けでした。今回はシートポストにサドルを取り付けたいと思います。 こんな状態から始めます。 Slice RSのシートポストはこんな格好をしています。前後2本のボルトでレールを押さえる構造自体はよくあるものですね。写真上の円筒状のナットを写真中央の穴に入れて固定するわけですが・・・ 入りません。 塗装が厚いのかカーボンの加工精度が低いのか、どうやっても入りません。金属は冷やすと縮むのでナットを冷凍庫でしばらく冷やしてみたりもしましたが、入る気配すらありません。 となると、取るべき方法としては①代替のパーツを探す②シートポストを削る③ナットを削る、の3択となります。①は面倒な上に時間もかかりそうなので断念。②はカーボンを削ることに抵抗があるので断念。というわけでナットを削ることにします。 まずは紙ヤスリで慎重に。10分ほど削ってみますが、ヤスリが細かすぎてほとんど寸法に変化は見られません。仕方ないので金属用のヤスリを投入。 直接ナットを持つと滑るので、ネジを挿入して持ち手にしてゴリゴリ削ります。回転させながら全体を満遍なく削ること20分ほど。 入りました。着いてるサドルはたまたま家に在庫があったFizikの Kurva Snake。TT向けではないので後日交換することにします。 フレームに着けるとこんな感じ。シートポストは限界まで下げてもまだ高いので数センチは切ることになりそうです。こればっかりは外人基準なので仕方ありません。 次回、ハンドルバーの取り付けに続く。

Oltre XR2 ステム交換 Easton EA70 17度

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2016年末にBianchiからやってきた不幸のお知らせ。 安全に関する重要なお知らせ (2017年1月6日改定) かいつまんで言うと、カーボンコラムのロードバイクにおいてステム上には5mmスペーサーが必須。下側には5~35mmのスペーサーが必須ということのようです。指定通り取り付けるとプレッシャーアンカーはステムの下側から下側のスペーサーのあたりに位置することになりますね。 Oltre XR2ももれなく対象な訳ですが、現状こんな感じ。ヒルクライムの時などステムを多少上げ下げできるように(やったことないですが)上部に10mmのスペーサーを入れています。下部にはスペーサーを入れておらず、純正の15mmトップキャップを8.7mmのものに替えてあります。今回の発表によるとこれはダメな状態ですね。 仕方ないので上部のスペーサーを5mmにして下部に5mmのスペーサーを足すことにします。そのままだとハンドルが5mm上がってしまうので、同時にステムも交換することに。 これまで使っていたのはFSAのOS99ステムの110mm、6度。差し色にチェレステが入ったちょっと珍しいもの。フレームセットを購入した際に国内で探しましたが見つからず、ドイツのBianchiのオンラインストアで見つけて取り寄せました。見た目はカーボンですが、中身はアルミ製です。 計量してみたところ130g少々。特に軽くはないです。 今回交換するのはEastonのEA70の110mm、17度。9度角度が深くなるので、下部に5mmのスペーサーが入ってもハンドルは少し低くなります。 こちらは150gほど。15~20gほど重くなったようですが気にしないことにします。見ての通りグイッと曲がっています。 グラフィックは地味め。マットブラックにグレーの印刷なので遠目に見たらほぼ黒です。 フロントにもロゴ。プレートの幅が少々広めでガーミンマウントとベルに干渉してしまったので取り付け位置を外側にずらしました。 それでは作業開始。既存のステムのフェイスプレートを外します。 外れました。ハンドルバーがケーブルにぶら下がることになるので、ケーブルが鋭角に折れないよう気をつけます。続いてトップキャップを外します。 最後にステ

Rotor COMPUTER MOUNT FOR GARMIN

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Oltre XR2に着けているBarflyのSLi GoPro Bundle。ハンドル幅380mmなので、なるべくスッキリさせるためにライトもGarminの下に取り付け。レックマウントのキャットアイアダプタを使ってVolt700をGoProマウントに固定しています。ハンドルバーに直接取り付けてあるのは予備のライトとベル(どっちもKnog)です。  とりあえず使ってはいたものの、Barflyには問題が2つありました。一つは耐久性。もう一つは工作精度。耐久性については樹脂素材なので仕方ないところもありますが、Garminとライトまたはアクションカムを取り付けるのでそこそこの重量になることを考えるとやはり不安です。実際ヒンジの部分が破断したことがあります。他にちょうどいい製品がなかったのでBarflyを買い直しましたがずっと気になっていました。 二つ目の工作精度についてはこちらの画像をご覧ください。 Garmin 810Jが乗車位置から見て右側にちょっと傾いています。実用上は問題ないんですが・・・。 という訳でもっと素敵なマウントが見つかったので買い換えました。 RotorのGarminマウントです。Amazonでも買えますし、最近はあっちこっちの自転車屋さんでも並んでるのを見ます。 パッケージの中身はこんな感じ。マウント本体、GoProマウント、GoProマウントの取り付けネジ、GoPro等を固定するための袋ナットM5。袋ナットはあるのにM5のネジは付属していないというスペインクオリティ。M5のネジくらいどこのご家庭にも買い置きがあるはずなので問題ないでしょう。 幸い我が家にも買い置きがありました。しかし、また問題が発生。Garmin用のベースを外してGoProマウントを取り付けようと思ったら穴にネジが通りません。 十字にネジがありますが、左右の穴がネジに対して小さい。ネジが切ってある訳ではなくただ貫通するだけなのですが、付属の3mmネジが通りません。さすがのスペインクオリティ。 3mmのネジが通ればいいのでどこの家庭にもある鉄工ドリルで穴を拡張します。アルミ製なのでそれほど苦労することなく作業完了。無事にGoProマウントが付きました。