2017年9月20日水曜日

Cannondale Slice RS Black Inc フォークのベアリング圧入

Cannondale Slice RS Black Incの組み立てはまずフォークのベアリングの圧入から始めます。


通常のロードバイクとは異なり、Slice RSはヘッドチューブにベアリングを入れてフォークコラムを挿入するのではなく、フォークにベアリングを圧入してからフレームに中空ボルトで固定する特殊な構造となっています。写真左のベアリングをフォークの穴に圧入します。


マニュアルの図解で見るとこのような感じ。上下の緑のパーツが中空ボルト。フォークとフレームの間には上下とも図中右のワッシャーを挟みます。この図だと上だけに入れるようにも見えますが、下側にもちゃんと入れないと1mm程度の隙間ができるので忘れずに入れましょう。


というわけでまずは圧入します。マニュアルにはロックタイトを塗るように記載がありますが無視してデュラエースグリスを塗ります(自己責任)。


ベアリングの圧入にはKF281という専用工具が必要なのですが入手方法がわかりません。スペアパーツはWebで検索すると販売しているショップが見つかりますが、この圧入工具だけは見つかりませんでした。BB用の圧入工具は手持ちがあるのですが、直径が大きすぎてフォークと干渉してしまうので使えず。

仕方がないので、近所のホームセンターでボルト、ナット、ワッシャーを買ってきて代用することにします。ベアリングの外形は37mmなので37mmのワッシャーがあればスムーズに圧入できます。また、37mmのベアリングはTREKのBB90のベアリングと同じ直径なので、BB90用のベアリングを圧入工具の一部として使用することもできます。

車の整備用に買ってあったソケットレンチと大型のモンキーレンチでしっかり力を入れて締め込んでいきます。斜めに入ってしまうとまずいので、まっすぐ入るように数回繰り返してどうにかこうにか圧入完了。途中で外れたモンキーレンチがぶつかって塗装が一部禿げたのは内緒です。


で、これが圧入できたところ。向きにどの程度の意味があるのかは分かりませんが逆らう理由もないので、マニュアルの指示にしたがってベアリングのシールの赤い面がそれぞれ上側、下側になるように圧入しました。

次回はフォークをフレームに取り付けます。

2017年9月17日日曜日

Cannondale Slice RS Black Inc フレームセット

ロードバイクは好きですが、時々ヒルクライムとエンデューロに出るぐらいで元来まったく競技志向ではないのですが、最近チームの仲間がタイムトライアルにハマっていて楽しそうなので自分もやってみたいなと思い、お酒の勢いにまかせてTT用のフレームをポチってしまいました。

完成予想図

BMC、Cervelo、Canyonなど最近の自分の好みと懐事情と相談しながらどのフレームにしようかなと思案すること数週間。心はほぼCanyonに決まっていました。何と言ってもCanyonは安い。フレームとコンポを買うとカーボンホイールがタダで付いてくるレベル(ただし、自分でメンテナンスできる。またはCanyonでもメンテナンスを引き受けてくれる馴染みの店がある前提)。

ところが、いざ2017年モデルを買おうと思ったらすでにXS、Sサイズは在庫なし・・・。身長176cmの私ですがMサイズではさすがに大きすぎるので断念。2018年モデルの入荷を待つか他にするかモヤモヤ。

そんな最中Cannondale Slice RS Black Inc(2013)が特価で買えるという情報が舞い込みました。モノトーンでシンプルなデザインが好みなのでカラーリングは文句なし。そして変態的な尾びれ付きのフレームとシートポストの造形がさらに物欲を刺激。気が付いたらクリックしてました。


付属品はフォーク、フォーク用のベアリング、前後ブレーキ、フロントのケーブルカバー、BB下のケーブルカバー、シートポスト、サドル固定用のヤグラ。

ハンドルバーの前後位置を調整する10mmから40mmのエクステンションは別売り。これはハンドルバーを決めてから必要に応じて購入する予定。

BBはPF30。クランクをSRAMにするかRotorにするか決めあぐねているのでこちらも同時購入は見送り。

一応電動対応のフレームですが、Di2バッテリーはBB下に固定するタイプで内装は不可です。TrekのMadoneに着いている6870をバラして組み直すかとも思いましたが、バッテリーが外装なのとケーブルやジャンクション、変装スイッチの買い直しを考えると費用的にも手間的にもバカバカしくなってきたので、 SRAMのeTap Aeroにすることにしました。

コンポーネントが決まったので、残る一番の懸案はホイール。TT専用なら80mmのチューブラーでもいいのですが、ロードでも使いたいとなると60mmぐらいまでのクリンチャーが使いやすい・・・。まあ急いで買うものでもないので、フレームを組みながらのんびり思案するとします。

2017年7月1日土曜日

Rapha Prestige Nasu 2016

開催されてから早10ヶ月が経とうとしているRapha Prestige Nasuについて、今更ながら文字にして残しておこうと思います。その間に韓国で開催されたPrestige Ulsanなどもありましたが、それはまた別にまとめたいなと。

まずは前置きから。ご存知の方も多いかと思いますが、Rapha(ラファ)というのはイギリスのサイクルウェアブランドです。2004年にサイモン・モットラムによって創業された比較的若いブランドですが、他のどのブランドにも似ていないシンプルなデザイン、高品質、ブランドの世界観によって短期間に多くのファンを獲得しています。近年はチームスカイへのウェアの供給や世界最大(級)のサイクリングクラブRCCの運営などによってますますそのプレゼンスを強固なものにしています。

Prestige(プレステージ)はそんなRaphaが行うイベントです。国によって、ルートの厳しさやイベントの内容が少々異なるようなので、ここでは日本国内のイベントにのみ言及します。

いわゆるサイクリングイベントというと佐渡ロングライドやツールド東北などなど、初心者歓迎のロングライドのようなイベントか、ヒルクライム、エンデューロのようなものを想像しますが、Prestigeはもっとニッチで特殊なものです。

事前に中の人から受ける説明によると(中の人でも個人差はあるようですが)、Prestigeはツールドフランスの黎明期へのオマージュなので、とっておきのレースバイクで参加しましょうとのこと。グラベル(未舗装路)も含まれるため、25C以上のタイヤ推奨。グラベルはあるけどシクロクロスやMTBは非推奨。ペダルとシューズ、クリートもロード用が望ましいと。私はそこまで徹底できませんが、スチールバイクにチューブラータイヤ、ウールジャージなんかだと最高ですね。

参加するのは個人ではなく5人1組のチームです。1回におよそ30チームほどが出場できるようです。数kmから数10kmに及ぶグラベル(未舗装路)を含むルートは直前まで公開されず、公開後も事前の下調べは非推奨です。何が現れるかわからないルートをチームで助け合いながら完走する、胸熱ですね。

そんなわけでプレステージ那須のお話。

開催されたのは2016年9月10日(土)。事前の発表では距離150km、獲得3,600m。ちょっと長めのロングライドという感じですが、グラベルや激坂がどの程度含まれているかによって難易度が大きく変わるので油断は禁物です。また補給ポイントの多寡によっても厳しさが変わってきます。

私のチームは前回のPrestige上勝(徳島県)に参加したThe Glory Boysと同じで行くつもりでしたが、そのうちの一人が今回は他チームで参加したいということだったので新メンバーを探すことに。まあ色々苦労したんですが、ベストなメンバーが見つかりました。正式な発表から参加申込の締め切りまでが結構短期間なので、参加を考えている人は予め人選を済ませておくことをオススメします。

参加に際してジャージ、ビブは揃えることがルールなので、結構お金もかかります。5人全員が同じジャージとビブを持っているケースはなかなか希でしょうから。さらにジャージやビブだけではなく、グローブ、ソックスも合わせた方が格好いいですし、ヘルメットやシューズまで合わせられたら最高ですね。ブランドの指定はないのでRaphaにこだわる必要はなく、オリジナルのチームジャージでもいいですし、他ブランドのジャージで揃えても問題ありません。ここはとにかくチームで考える格好よさが最優先でしょうか。

参加費はチームで22,400円+チームの地元の地ビールを1ダース。ビールは完走後のパーティー用です。宿泊費(二泊)と交通費は別なので、ジャージなどの費用も合わせると一人10万円近くかかる場合もあります。

現地入りは前日がマスト。ホテルにチェックインしてイベントの受付、自転車やウェア、携行品の準備をするまでは前日寝るまでに。あとは他チームと交流するのも軽く走りに行くのも酒盛りをするのも温泉に浸かるのも早寝するのも自由です。

我々はホテル近くのイタリアンレストランでピザ、パスタ、ワインを楽しんで早々に床に就きました。

ここまでがイベントの概要と前日までの流れ。次回につづく。


2017年6月30日金曜日

ナカガワサイクルワークス エンドワッシャー ファーストインプレッション

近頃話題のナカガワ・エンドワッシャー(前後セット10,800円)を買って見ました。

http://www.nakagawa-cw.co.jp/accesories.html

数ヶ月前からFacebookのタイムラインに流れてくる記事でその存在は知っていましたが、眉唾ものかなと思ってスルーしていました。その後販路を拡大したのか自転車店からのメルマガ等で度々目にするようになり、またちょっと気になり始めました。ネットで記事を見てみると総じてポジティブなので、金ドブ覚悟で試してみることにしました。

TポイントがそこそこあったのでYahooショッピングで購入。Amazonでは販売されていないようです(2017年6月30日現在)。流通量が少ないのか注文してから入荷まで待つこと1ヶ月少々。
届いたのがコレ。取扱説明書と黒いワッシャー4個が入った簡素な包装。とても1万円超えの商品には見えない。反面捨てるゴミが少なくて済むのは嬉しい。
一応ざっくり計量してみたところ、4個で20g少々。7kgオーバーの自転車の総重量からすれば0.3%未満。誤差の範囲ですね。
取り出してみたところ。この6mm突起がフレーム、フォークのエンド部分の隙間を埋めてくれるという仕組みです。フロント用とリア用の区別があって、フロント用には上側に小さな穴が開けてあります。

というわけで早速取り付け。週末まで我慢できないので、平日の通勤で主に使用しているアルミフレームのロードバイクBianchiのImpulsoに取り付けてみます。一応フォークはカーボン製らしい。ホイールはMavicのCosmic Elite。スチールのエアロスポークに35mmハイトのアルミリムなので頑丈かつ重いです。
取説にしたがって、スキュワーを外してタケノコバネを抜きます。
そしてワッシャーを挿入。これでフォーク先端の隙間が埋まり、スキュワーの締め付ける力が全周均等にかかるので、ハブ軸のたわみがなくなるとのこと。
スキュワーを差し込んで、
ナットを固定して完成。
下の方の画像がワッシャーなしですが、見た目にはほぼわかりませんね。
フォークを下から見たところ。確かに隙間がなくなっています。
一方でリア側は画像ではちょっと見にくいですがハブとワッシャーの間に1mm程度の隙間があります。

さて、実際の効果ですが公式ウェブサイトの説明では、使用者の感想として下記のようなコメントが掲載されています。

実際にご使用いただいた方々からは、
 フォークエンドの剛性感を感じ、逆にホイールのたわみを感じる!
 下りの高速コーナーが安定する!
 コーナーリング中の状況を感じやすい!
 ダンシングのダイレクト感が増した!
 中級クラス以下のカーボンフォークには効果絶大!
 回転が良くなったせいか、下りのスピードが伸びるようになった!
 全体的にフレームの剛性が上がった!
などの感想を頂いております。

通勤で往復およそ30km、概ね平坦、行きは一部下り、帰りは一部登りを走ってみた感想としては、

  1. ハンドル、フォーク、ホイールの一体感を感じる
  2. 剛性の向上。乗り心地が悪くなった
  3. 下りの安定感
  4. ハブがよく回る
といったところ。だいたい公式の説明と一致しています。この手の商品については懐疑的なので、どうせ気のせいレベルだろうと思っていたのですが、意外に効果が実感できて驚いています。普段からカーボンフレーム×アルミハンドル、カーボンフレーム×カーボンハンドル、アルミフレーム×アルミハンドルなど乗り分けているのですが、大して乗り心地の違いが気にならないほど乗り心地については鈍感です。

特に1のハンドルからホイールまでの一体感が新鮮。10%超の登りでハンドルを振った時にヨレる感じが全くなく、腕の動きに自転車全体がダイレクトについてきます。

全体的に剛性が上がり、遊びやヨレが減ったため、舗装のよくないところを走ると細かい凹凸もしっかり拾ってしまい、乗り心地は悪く感じます。これはフレームやホイールとの相性によってはデメリットになるので、できれば実際に買う前に試せるといいですね。

ハブの回転もスムーズになるので安ホイールなのにちょっといいホイールに換えたように錯覚します。乗り心地の件も含め、相性が合えば1万円は高くないんじゃないでしょうか。

山へロングライドに行った時の感想、カーボンフレームで使ってみたらどうなるかはまた別途書きたいと思います。

2017年6月14日水曜日

Bianchiの新しいエアロロード Aria



BianchiのエアロロードバイクのニューモデルAriaが海外で発表されたようです。ケンタウル付きの完成車で£2,249.99なので日本だと30万円代半ばというところ。


Oltre XR3と完全にバッティングする価格帯で、フレーム重量はOltre XRと同等の1100g。CVが入っていないAriaはちと微妙。私が乗っているOltre XR2は900gなので登りに関しては買い換える意味はなさそう。Aquila系のエアロデザインのようなので、空気抵抗はOltre系のフレームよりも少ないのでしょうね。




個人的にはOltre系の弓なりのトップチューブが好きなのであまり食指は動かず。




良いところはBianchiのカーボンフレームでは珍しくホリゾンタルなところですね。直線的なフレーム形状が好きで平坦や緩めのアップダウン中心であれば悪くない選択かもしれません。機会があったら試乗してみたいですね。

2017年6月12日月曜日

第14回 Mt. Fuji Hill Climb

という訳で、2017年も富士ヒルに参加してきましたので、簡単にまとめ。



富士スバルラインが舞台の距離24km 獲得標高1,200mで平均斜度5%強の距離は長いが比較的緩いヒルクライムレース。例年の完走率は99%以上。国内では最大の自転車イベントですね。65分(ゴールド)、75分(シルバー)、90分(ブロンズ)の3段階が目安になります。完走するとゴールタイムに合わせてコラムに使えるスペーサー(フィニッシャーリング)がもらえます。90分以上かかった人は参加賞のブルー(女性はピンク)がもらえます。

私は3回目の参加。1回目はブルー、2回目はブロンズを獲得。3回目の今回はシルバーをゲットできれば格好いいのですが、そこまでハードなトレーニングもできていないので80分を目標に設定しました。

今回のバイクは新車の BMC TeamMachine ALR01。重量約7.5kg。もうちょっと軽いカーボンバイクもありますが、アルミフレームが好きなことと、今回は車ではなく輪行だったこともあり、ALR01で参加しました。ホイールはMavicのR-Sysなのでトータルの重量はカーボンバイクと比べても大差ないレベルに抑えられました。脚を攣りやすいのでサドル高は低め(72.5cm)に設定。

普段はトレーニング嫌いですが、4月末のRapha Prestige Ulsan(韓国)でボロボロになったこともあり、直前の1ヶ月はローラーと通勤で高負荷を1時間以上維持することを意識。5月には一回試走に行き、ブロンズは問題なく取れることを確認。あとは本番でどこまで追い込めるかが課題です。


良かったこと

  • 自己ベスト更新
  • 脚を攣らなかった
  • 食事、補給、サプリメントなど
  • 雨が降らなかった
  • 荷物を預けなかった
  • Rapha Cycling Club (RCC)テントが最高だった


良くなかったこと

  • 体重の調整に失敗
  • 脚攣りを恐れて出し切れなかった
  • 80分を切れなかった
  • 運営が酷かった(荷物預けなど)

自己ベスト更新
速報値ですが1時間22分34秒でした。昨年と比べて約2分短縮、1246人中269位でした。上位男子35~39歳で20%には入れなかったので、次回は80分未満、上位20%以内を目標にします。

脚を攣らなかった
ここ1年間ヒルクライムレースやRapha Prestigeに参加すると必ず脚を攣ってしまっていたので、直前の2ヶ月間は通勤と固定ローラーで高めの強度を意識してトレーニング。富士ヒル当日は朝起きてすぐに梅丹本舗の2RUNを摂取。スタート前にももう一回2RUNを飲みました。スタート後も1合目まではとにかく過負荷にならないことを意識し、無理せず抑えて走行。その後も踏むことよりも回すこと、膝を引き上げることを意識。結果的に脚を攣ることなく余裕を持ってゴールまでたどり着けました。

補給、サプリメントなど
朝食はおにぎり一個、小さいあんぱん一個、グレープフルーツジュース。スタート前にスポーツようかん一個。走行中の補給はSoyJoy一本と水300 ml。スタート前に水を少し捨てましたが、ちょっと捨てすぎた感もあり、気分的に余裕がなかったのが残念でした。結果的には空腹感を感じることはなく、水もギリギリですがゴールまで持ちました。

雨が降らなかった
週の初めの予報では曇り一時雨の予報でしたが、土日を通じて晴れ時々曇りのお天気で寒すぎるということもなかった。

荷物を預けなかった
通常めんどくさいので、極力荷物を減らして預けないのですが、今回も前述の通り天気が良かったので荷物を預けないことにしました。ウェアは全てRaphaで、プロチームインナーのスリーブレス、クライマージャージ、プロチームライトウェイトビブ、プロチームアームスクリーン、プロチームミット、メリノニーウォーマー、プロチームソックス。下り用にプロチームウィンドジャケットとプロチームソフトシェルグローブをポケットに入れて登りました。参加者が増えて荷物預けが大渋滞したり、荷物がゴールまでに届かなかった人もいたようなので、今回は預けなくて正解でした。

Rapha Cycling Club (RCC)テントが最高だった
今回は所属するRapha Cycling Clubのテントがあったので前日、当日スタート前、当日ゴール後をゆったりと過ごすことができました。前日には少し痛みが出ていた左脚のマッサージとバイクのメンテナンスもしてもらえたので万全の状態で本番に臨めました(RCCの公式なサービスではなく、メンバーによるボランティア的な活動なので全てのメンバーがもれなく受けられるサービスではありません。私はラッキーでした)。チームの仲間が一緒だと精神的にもリラックスできるのでソロ参加よりも楽しめました。やや緊張感が不足していた気もしないでもないですが(笑)。サービスされっぱなしでは申し訳ないので、テントの片付けはお手伝いしてきました。その他ライドイベントの実施など自分のできる範囲で貢献していくつもりです。

体重の調整に失敗
身長176cmで、昨年は62kg程度まで絞れていましたが今年は調整に失敗し、一週間前の時点で68kg。なんとか帳尻を合わせる為に通勤の遠回りとローラーで66kgまで減らすことができました。とはいえヒルクライムは体重が軽い方が有利なので、次回はもうちょっと絞って臨みたい。

脚攣りを恐れて出し切れなかった
前述の通り脚を攣らずにゴールできましたが、出し切らずに終わってしまった感もありちょっと反省。脚攣りを恐れるあまりペースを抑えすぎたかなと。ゴール前でも脚には余裕がありましたが、渋滞していて登りスプリントはできずに流してゴールとなってしまいました。次回はもうちょっとギリギリのペースで走れるように改善したいところ。

80分を切れなかった
2016年の時点で85分を切れていたので今回の目標は80分切りでしたが、結果は82分台で達成ならず。ペースのコントロールがうまくなかったことと、中盤の強い西風が影響したかなと。

運営が酷かった(荷物預けなど)
年々参加人数が増えていますが、それに運営が追いついていない感じでした。当日朝の荷物預けが捌き切れず大行列。しかも一部の荷物の運搬がスタートに間に合わず、ゴール後1時間以上5合目で荷物待ちで足止めを食らった人も多数いた模様です。私は預けなかったので被害は受けませんでしたが、来年以降も荷物を預けることはやめようと誓いました。次回以降は前日の受付時の荷物預けを是非実施してもらいたいところです。運営の良かった点としては、トイレの行列が例年になく短かったこと。スタート前のストレスは少ないに越したことはありません。

次回は75分を目標に計画的にトレーニングしたいなー、と。

2017年2月16日木曜日

ロードバイク目線のambie sound earcuffsレビュー

耳を塞がないイヤホン ambie sound earcuffs を買いました。


お仕事柄オーディオ機器のニュースには敏感なのですが、これはPRに相当力が入っているようで発表当日から多くのオンラインメディアで取り上げられ、Facebookのタイムラインにも流れてきたので、お値段が6,000円弱と手頃なこともありポチッと。

最近のイヤホンのトレンドはカナル型と言われる耳栓のように完全に耳を塞ぐものが主流になっています。これにはしっかり耳に固定できる、周囲の騒音を抑えて音楽に集中できる、低音がしっかり聞こえる、音漏れが少ないなどのメリットがあります。

一方で遮音性が高いことの裏返しとして、周囲の音が聞こえないので話しかけられても気づかなかったり、歩行中に自転車や車の接近に気がつかなかったりというデメリットもあります。

なのでロードバイクに限らず自転車での走行中のイヤホン使用は危険極まりないものとなります。ですが、このearcuffsは耳を塞がず周りの音がそのまま聞こえるという新しいコンセプトの商品です。 Appleの純正イヤホンのように密閉度の低いものも市場にはありますが、earcuffsのように完全に耳の穴を解放するイヤホンは初めてではないでしょうか。少なくとも私は知りません。形状こそイヤホンに近いですが、ソニーのNW-WH300に通ずるものを感じます。

発売日に即日注文したものの、注文が殺到しているということで発送連絡は2日後でした。で、届いたので早速ロードバイクでの通勤で使用してみました。

念のため私の居住する神奈川県の道路交通法施行細則を確認しておきますと、

神奈川県道路交通法施行細則第11条(運転者の遵守事項)
   第5号
 大音量で、又はイヤホン若しくはヘッドホンを使用して音楽等を聴く等安全な運転に必要な音又は声が聞こえない状態で自動車、原動機付自転車又は自転車を運転しないこと。

とのことです。「安全な運転に必要な音又は声が聞こえない状態で運転してはいけない」ということなので、安全な運転に必要な音も声も聞こえるearcuffsは違反にならないと解釈できるように思います。これは自治体によっても異なるでしょうし、実際に取り締まっているお巡りさんによっても見解が分かれるところかもしれません。ambieでは自転車などの運転中の使用については推奨はしていないようなので、あくまでも自己責任でお試しください。
で、実際の使用感ですが、なかなか良いです。

耳を塞がないので周囲の音は問題なく聞こえます。後ろから接近する自動車や原付の音が聞き取りにくくなることもないので危険は感じません。一方、大通りから離れて静かな住宅街に入ると周りの自転車の音や歩行者の歩く音は少し聞こえにくくなる感じはあるので注意して走行する必要はあるかと思います。

肝心の音質ですが、通常のイヤホンと比較するものではないです。純粋に音楽を聴くという意味では1,000円以下のイヤホンでももっと良い音のものがあります。密閉度が低いので低音は出ません。その代わり開放感は普通のイヤホンでは不可能なレベルです。なので、真剣に音楽を聴くのではなく、流す感じでBGM的に聞くのには良いと思います。特に走行中は風切り音や車のエンジン、タイヤが発するノイズでかなりの部分がマスキングされてしまうので、ほとんど音楽は聞こえません。ノイズに負けないように音量を上げるのは安全性に問題が出てくるのでやめておいた方がいいです。

それでも聞き馴染みのある曲であれば頭の中の記憶で補完できてしまうので結構楽しめます。知らない曲はダメですね。曲調としてはメロディーとリズムがはっきりしている曲がオススメです。パフュームやきゃりーぱみゅぱみゅあたりはかなり相性が良いです。アコースティックな曲、またジャズやクラシックなどダイナミックレンジの広い曲はダメでした。

通勤は大体40分ほどですが、私の場合ちょっと耳が痛くなりました。これは耳の形や大きさで個人差があると思われますが、耳の大きい人、厚みがある人は事前にフィット感を確かめた方がいいかもしれません。

リモコンはワンボタンなので再生、停止、曲送り、曲戻しと通話はできるようです。音量の調整ができないのがちょっと残念です。

また、ケーブルが体の前にぶら下がっているとペダリングの邪魔なのでケーブルは背中に回してiPhoneはジャージのバックポケットに入れています。手に取りやすい価格で提供するためにワイヤレスにしなかったということですが、Bluetoothバージョンにも期待したいところです。

そんなわけで6,000円の投資には見合うだけの楽しさはあると思いました。気になるのはやはり、ぱっと見が普通のイヤホンのように見えてしまうので、イヤホンをしてロードバイクに乗ってる危険人物だと思われそうというところでしょうか。