2018年7月12日木曜日

Garmin Vector 3 バッテリーカバー交換

昨年末に発売と同時に購入したGarminのペダル型パワーメーターVector 3。自転車が複数台あると付け替えが容易でとても使いやすく気に入っているのですが、問題が一つ。

走行中に時々右側のセンサーを見失ったり、パワーとケイデンスのデータが途切れてしまうという症状がありました。下の画像は14kmのタイムトライアルに出た際のものです。スピードと心拍数は折り返しの減速時以外はほぼ一定を保っているのですが、パワーとケイデンスのデータが激しく暴れています。実際はケイデンスも100rpmを維持しているのでパワーも一定でないとおかしいのです。今出ているパワーだけを見るなら大きな問題にはならないのですが、FTP計測や一定時間あたりの出力を見ることができず、パワーメーターとしては致命的とも言える欠陥です。

この時は電波干渉でも起きているのかと思ってあまり気にしていなかったのですが、実際は電池を納める部分のフタの不具合(設計不良?)が原因だったようです。私の場合は自宅でローラートレーニングをする際には不具合が発症していなかったので気付きませんでした。




苦情がたくさん入ったのかGarminが対策パーツを用意してくれました。
こちらから申し込むと無料で交換用のパーツを送ってくれます。


申し込み後2〜3週間で届くようです。


内容物は交換用のバッテリーカバー3個と交換方法の手順が書かれた紙1枚。使うのは2個なので1個は予備でしょうか。


新旧比較。左側が新型、右側が旧型です。基本的な形状は同じですが、上側の端子形状が異なります。より確実にペダル側の端子に接触させる為に少し大きくなっています。


交換前。


交換後。外観は同じですが、交換用のカバーには黒いシールが貼られているので識別は容易です。これを剥がしてしまったら外観では判別できなくなりますね。

まだ外で使っていないので改善されたのかは分かりませんが、とりあえず不具合対策完了しました。

2018年7月11日水曜日

Garmin Edge 810J 壊れました

かれこれ5年ほど使ってきたサイクルコンピューターGarmin Edge 810J。とうとう壊れてしまいました。


画像のようにパワーボタンが陥没してしまいました。外装の樹脂パーツと一体成型されているスイッチ周辺のゴムが経年劣化でちぎれてしまったようです。結果、電源ボタンが押せなくなってしまいました。


仕方がないのでパワーボタンをカッターで切り取ってみたらこんな感じになりました。内部のスイッチ自体は壊れていないので、中に見えているスイッチをドライバー等で押せばまだ使える状態です。もちろんこの状態では雨が降ったら一発でアウトなので天気が怪しくなったら鞄に収納しなければなりません。

修理料金のご案内

http://www.garmin.co.jp/support_charge

ガーミンジャパンに修理を依頼すると22,000円で修理できるようですが、もう十分使ったので新機種のEdge 820に買い換えようかと思います。WahooやLezyneなど、代わりに使えそうな競合製品も増えてきていますが、私はGarminのペダル型パワーメーターVector 3を買ってしまったので、サイコンもGarminにせざるを得ないという事情があります。

820が届いたらまた改めてレビューなどしてみたいと思います。

2018年7月5日木曜日

ヘルメット計量大会 2018年版

自分で言うのも何ですが、私は自転車をたくさん持ちすぎです。あれもこれも欲しくなってしまうので自分用の自転車が現在8台あります。2011年にTREKのクロスバイク(もう手放してしまいましたが)を買ったのを皮切りにだいたい1年に1台ずつ増えている勘定です。

しかし、実はそれ以上のペースでヘルメットが増えていることに気がついてしまいました。初期はそうでもなかったんですが、多分SpecializedのEvadeを買って以来、エアロヘルメットの魅力に取り憑かれてしまったらしく毎年1個以上のペースで増殖を続けています。ヘルメットも一つは頭の形が合わずに手放してしまったので、これまでに8年弱で10個を使ってきたようです。

そんなわけで私のヘルメット遍歴

  1. Bontrager Circuit
  2. Kask Mojito
  3. Bontrager Oracle (売却済)
  4. Specialized Evade
  5. Giro AirAttack
  6. Met Manta (レースにて落車破損)
  7. Met Rivale
  8. Giro Synthe
  9. HJC Furion
  10. Met Trenta (サポートライダーとして頂いたもの)
初心者の頃に買った古いものはほぼ使っていませんが、何となく捨てられずに保管してあります。ちなみにサイズは全てL/XLです。頭の形が丸くて60cmを超えているため前後に長くて幅が狭いものは基本的に被れません。なのでTT用のヘルメットでベストなものに巡り会えない今日この頃です。

もっとも最近入手したMetのTrentaは輸入代理店のインターマックスさんのサポートライダー募集に応募して頂いたものです。開口部が多くて通気性に優れているため、今のような暑い時期に最適で重宝しています。元々MetのヘルメットはManta、Rivaleと使っていて気に入っているのですが、Trentaはそれ以上に良いものでした。

ワールドツアーの選手では、マーク・カヴェンディッシュが特に好きで、Evadeもcvndshモデルを買ったのですが、彼がDimension Dataに移籍してMetのヘルメットを使い始めたのがMetを買うことになったきっかけだったように思います。

Metのヘルメットは全般的に丸い頭の日本人でも被りやすく、とても軽いのが特長だと思います。しかも大事なことですが、お財布にも優しい。Rivaleは2万円以下、Mantaも3万円しないですからね。他社のハイエンドヘルメットは3万円〜4万円が相場なのでMetのコストパフォーマンスの高さは頭一つ抜けているように思います。そして新作のTrentaも3万円ほど。3Kカーボン版でも3万円台半ばなのでお買い得感が高いです。

私のような丸くてでかい頭でもストレスなく被れますし、見た目のキノコ感も少ないので、西洋人的な前後に長い形状の頭の人以外には安心しておすすめできます。TrentaはMetやRivaleよりもさらに横の張り出しが小さくなっているのでキノコ感はほぼありません。

そんなわけで私の超個人的なかぶり心地ランキングです。

  1. Met Manta (レースにて落車破損)
  2. Met Rivale
  3. Met Trenta (サポートライダーとして頂いたもの)
  4. Kask Mojito
  5. HJC Furion
  6. Specialized Evade
  7. Bontrager Circuit
  8. Giro AirAttack
  9. Giro Synthe
  10. Bontrager Oracle (売却済)
重要視しているのは頭のフィット感と軽さです。通気性は考慮していません。普段のライドではヘルメットの下にキャップを被っているので通気性はあまり重要でなかったりします。エアロ効果については単独で40km/hを超える速度で巡行している時はエアロ効果を冷静に分析できるほどの余裕がないのでよくわかりません。通勤兼トレーニングで40km/hで走っていますが、AirAttackで特に大きな抵抗も感じないので今時のエアロ系ヘルメットであればどれでも大きな差はないかと思います。

順位としてはMetが優秀ですが、5位まではかなり拮抗しているイメージです。HJCはシルエットは大きめですが、軽くて頭に触れるポイントが少ないので被ってないかのような不思議な被り心地です。日本に導入されているカラバリが少ないのが残念ポイント。Evadeはやっぱり今時のヘルメットに比べると重いですし、Giroはデザインは好きですが、ちょっと幅が狭いのが減点材料。新製品のVanquishはワイドフィットがあるのでフィット感は改善されていますが、ちょっと重めなのと試着した時にキノコ感が気になったので購入を保留中です。

とまあ色々使ってきましたが個人的にはフィット感、軽さ、価格のバランス的にMantaが最高だったのでまた買おうかと思っているぐらいです。

と、いうことで前置きがすでにかなりの長文になってますが、いよいよ今日の本題であるヘルメットの計量です。サイズは全て一番大きなLかXLです。カタログ重量はMサイズを基準に書かれることが多いように思いますが、それよりは結構重いです。

参考までに実測値(カタログ重量)の形で記載しておきます。アナログの計りなので5g以下の数値は適当に丸めていますのでご了承ください。

  1. Met Manta 235g (M: 200g / L: 230g)
  2. HJC Furion 240g (XS: 190g)
  3. Met Rivale 255g  (M: 230g / L: 250g)
  4. Kask Mojito 260g (M: 220g)
  5. Giro Synthe 260g (M: 250g)
  6. Met Trenta 265g (M: 230g)
  7. Giro AirAttack 295g (M: 288g)
  8. Bontrager Circuit 300g (型が古いので不明)
  9. Specialized Evade 315g ✳︎塗装済 (M: 280g)











2018年5月26日土曜日

ハルヒル 2018 ー 第6回榛名山ヒルクライム in 高崎

5月20日(日)に走ったハルヒルのレポートです。



関東では富士ヒルに次ぐぐらいの人気を誇るヒルクライムイベント。今年は榛名湖コース(4,000人)、榛名神社コース(500人)、初心者コース(500人)の合わせて5,000人の募集でした。

私が参加したのは「榛名湖コース」で概要は下記の通り。

  • 榛名湖コース…16.1㎞(計測距離14.7㎞)
    コース…大森神社前~県道あら町・下室田線~県道安中・榛名湖線~県道渋川・松井田線~榛名湖多目的グラウンド
    平均勾配6.0%、最大勾配14.0%、標高差907m
距離は富士ヒルのおよそ2/3で平均勾配は1%増し。最大勾配は14%とのことですが嘘だと思います。ハルヒルのコースを登ったことは1回だけありますが、レースペースで走るのは初めてなのでエントリー時の目標タイムは控えめに。富士ヒルの自己ベストが82分ぐらいなので60分は切れるだろうということで目標タイム60分でエントリーしました。今年の富士ヒルの目標が75分以内なので、実際は50分切りを狙いたいところ。

前日朝の体重は66kg(身長176cm)。最近のコンディションとしてはまずまずです。近年もっとも軽かった2年前の62kgからは4kg重いですが、近頃はダイエットよりも筋肉量の増加に重きを置いたトレーニングを行っているので気にしないことにします。

ハルヒルも富士ヒルと同じく前日受付なので土曜の午後にのんびり輪行で高崎入り。富士ヒルと違うのは高崎駅前と会場の榛名体育館の2ヶ所で受付ができるところ。高崎駅前で受付とランチを済ませたらホテルに荷物を預けて会場までの道順をチェックするため軽めのサイクリングへ。

ハルヒル関係者の方々はとてもフレンドリーで自転車に優しいですが、群馬という土地柄か全般的には自転車に対して車間を十分取らない、または意図的な幅寄せをしてくる車が多いので気をつけましょう。

高崎駅から榛名体育館までは15kmほどでゆるい登りです。ゆっくり走って1時間弱というところ。当日は6時集合、6時半スタート地点への移動開始なので、5時ごろにホテルを出れば余裕です。荷物を当日に預ける人は5時台に着くようにしましょう。

会場に着いたら物販ブースを一回り。特に買うものはなかったですが、RovalのCLX50とS-Works(旧型)の会場特価には財布の紐が緩みそうでしたがグッと堪えました。ちなみにハルヒルではゼッケンに切り離せる金券が1,000円分付いているので、会場での物販や飲食にも使えます。

会場のチェックも終わったのでそそくさと退散。お好み焼きと少しのアルコールを補給して早めに就寝。

当日は4時起き前日に用意しておいたウェア一式を着込み、朝食。7時ごろのスタートなので起きたらすぐにコンビニおにぎり2個とゼリーを流し込みます。スタート前やレース中に欲しくなった時のためにチョコバーとゼリーもポケットに忍ばせておきます。

会場までは予定通り50分ほどで到着。整列が始まっていますが、どうせすぐには動かないのでのんびり準備して後方に並びます。6時半ぐらいから先頭のウェーブから順にスタート地点へ移動開始。私はゼッケン7,000番台なのでまだ待機。7時をすぎてようやく移動が始まりました。スタート地点まで1km弱隊列を組んで移動していきます。私は利用しませんでしたが、その途中にも数カ所トイレが用意されていて安心です。


そしていよいよスタート。絹代さんのトークを聴きながらまったりスタート。実際の計測区間はさらに数百メートル先から始まるので、スタートダッシュは全く意味がありません。

計測区間に入ったら人波に飲まれないように右側へ移動してスルスルと前に上がっていきます。ハルヒルは序盤から5%を超える斜度が続いたりするのでウォームアップができるまでは抑えめのペースで、速い人がいても付いていかずにFTP以下で走ることを心がけます。所々で現れる平坦区間も極力人の後ろに付いて自分の脚は温存。トレインに乗っかっていれば200W以下でも時速30km以上で走れます。

初心者コースが終わって、榛名神社までの道中はずっと高い木に囲まれているので日差しが遮られて快適です。この日は気温は低めでしたが日差しが強くて走っている間は結構な暑さを感じました。喉が乾かなくても5分おきぐらいに水分補給します。そしてコースも7kmを過ぎたのでエナジージェルを補給。

いよいよ榛名神社前の急勾配区間へ。一般的にハルヒルは神社の後の残り3kmぐらいがきついと言われますが、実際は神社の前から10%超えの斜度が登場するためラスト5kmぐらいはずっときついです。ここまできたらもう抑えて走る理由はないのでスピードが落ち過ぎないように激坂区間でもしっかり400〜600Wで踏んでいきます。もちろんこのペースを維持したら数分しか持たないので、傾斜や周りのペースに合わせて休み休み。

タイムは神社通過の時点で38分。残り3kmを12分(15km/h)で走れば50分でゴールできるペース。しかし冷静に計算すると平均斜度9%の区間をこのペースで走るのは無理なので50分は諦めて脚を攣らない範囲で出し切ることにだけ集中。前を走る人たちが続々とペースダウンして渋滞になっているので絡まないように気をつけながら間をすり抜けすり抜け走ります。沿道からの「残り1キロー」の声に反応してペースアップするも、その後200mぐらい先に「残り1km」の看板を見つけて心が折れる・・・。あとはひたすら我慢。300W以上のパワーを維持することだけ考えて足を回す。ここでの心拍はこの日最高の192bpmを記録しました。

そしてゴール。富士ヒルと違って対向車線の規制がないので幅いっぱい使えるため大渋滞が起こらないのはいいですね。ゴールタイムは53分40秒でした。50分には及ばなかったものの、全体の平均で273W、20分間の最大パワーが288Wと自己ベストを更新できたのでよしとします。20分間のパワーから計算するとFTPは274W。一応富士ヒル前に達成したかった数字に届きました。あとは富士ヒルまでコンディションを上げて75分切りを目指したいと思います。



今回はシマノのアクションカメラ CM-2000のテストがてら動画撮影してみました。スタートからゴールまでフルHDでバッテリーはなんとか保ったようです。富士ヒルだとかなりギリギリになりそうな感じなので富士ヒルはSonyで撮影しようと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=U92EHUfehgU&feature=youtu.be







2018年5月13日日曜日

加須こいのぼり杯 タイムトライアル

ゴールデンウィーク最終日の5月6日に初のタイムトライアルレースに参加してきました。

2018加須こいのぼり杯 第12回埼玉県自転車タイムトライアルロードレース大会

名前が超長いですが、埼玉県北部の加須市、利根川の河川工事用道路(普段は工事関係車両以外は通行禁止)を使った7kmのコースを往復する14kmの競技です。

昨年秋にTT用のバイクを組み上げたものの、タイムトライアルのレース自体が少なくて機会に恵まれず、また年末のエンデューロでの落車による負傷もあり全然乗れていませんでした。

フレームはちょっと古めのCannondaleのSlice RS Black Inc。ワイヤーの配線がいらないSRAM RED eTapにVisionのスーパーディープリムホイールMetron 81のクリンチャーを組み合わせています。シートポスト周りの奇抜な造形がお気に入りです。あとは後輪にディスクホイールを導入すれば完璧でしょうか。

春になり暖かくなってきて脱臼と骨折の影響もほぼなくなりTTバイクにも乗れるようになりました。しかしながらTTバイクで練習しようにも、公道でDHバーを持って練習するのは危険なので全力の練習はなかなかできません。ロードバイクに比べるとブレーキの効きもよくないので制動距離が長く、歩行者や自転車の飛び出しに対応できる気がしません。そんな訳なので、TTバイクで思い切り走るなら封鎖されたコースで走れるレースに出るのが一番という結論に至ったわけです。

そんな折に一足先にTTにハマり、恐ろしく速くなっているチームメンバーのAさんにこいのぼり杯に誘われてエントリーする運びになりました。最初はAさんの車で加須まで積んでいってもらう予定でしたが、なんと直前に仕事の予定が入ってしまったということでAさんは無念のDNS。そこで困ったのが会場までの足。しばらく前に車を処分してしまったので慌ててレンタカーの空きをネットで調べます。GWのせいか空いてる車が少なくて見つけるのに苦労しましたが、最終的には近所のガソリンスタンドで一昔前のヴィッツを借りることができました。広くはないですが、後席を倒せば前後輪を外したフレーム、ホイールバッグに入れた前後輪、固定ローラー台、ポンプ、その他工具、ウェア、シューズ、ヘルメットを入れてもまだまだ余裕でした。料金は24時間で5400円だったので前日夜に借りて積み込み。

普段履きのタイヤはVittoriaのRubino Pro G 23Cにブチルチューブですが、本番なので気合を入れてCorsaの25Cにラテックスチューブに交換しました。


真っ黒のタイヤも好きですが、スキンサイドの見た目も意外に悪くないですね。

川崎の自宅を朝4時半に出発して、会場入りは7時過ぎ。受付がまだ始まっていなかったのでジャージに着替えてホイールを装着してウォーミングアップ。ジャージはRaphaのエアロジャージにプロチームライトウェイトビブ。新しく買ったVelotozeのシューズカバーも投入。空気抵抗を減らせるのと、安いシューズでも恥ずかしくないという効果があります。TT用のヘルメットを買っていないので、ヘルメットは今年からLotto SoudalのスポンサーになったHJCのロード用エアロヘルメト。Furion、サングラスはオークリーのRader EVとJawbreakerも用意していましたが、余計な凹凸がなく空気抵抗が一番少なそうなRaphaのProteam Flyweight Glassesを使いました。TTヘルメットとスキンスーツは近いうちに用意しようと思います。

7時半から受付開始。ゼッケンをつければコース試走もできるようですが、見たところコースの路面状況は良好で、コーナーも折り返しの一回だけなのでコースには出ず、ローラーでアップ。アップのし過ぎで疲れては意味がないので10分ほどかけてFTPまで出力を上げて5分間維持して終了。快晴で暑い。湿度は低いが日差しが強く、風が弱いのでアップの段階で大量の汗が出ます。アップを終えたら軽い食事、脚攣り予防のサプリメント、水分を補給します。スタート直前にもう一回10分ほどのアップをして、本番用のジャージに着替え。

去年までのリザルトを見るとトップは平均45km/hを超えており18分台でゴールしている様なので、私は21~22分ぐらいかかると予想。長くはないものの、念のためにボトルに少しだけポカリスエットを入れました。

JBCFの公式レースにはまだ出ていないのですが、JCF登録している関係でこのレースは登録選手のエリート・U23カテゴリーで出場することに。JBCFと違ってE1、E2、E3カテゴリーの区別がないので出走リストにはトップアマ選手の名前がたくさん。元TT全日本チャンプの中村龍太郎氏だったり、六本木エクスプレスの高岡氏だったり、私からは雲の上の存在の人たちと並んで走ることに。

しかも出走順が申し込み順のようで、期限ギリギリにエントリーした私は最終の高岡さんの前、35人中34番目の出走。後ろに人が少ないということは一人に抜かれてしまえばあとは後ろを気にする必要がなくなるとポジティブシンキング。どうせTT初心者でフィジカルも強くないのでビリになることは織り込み済みなので練習と割り切って行きます。

9時からいよいよ競技スタート。偶数、奇数の2列に整列し、15秒間隔でスタートしていきます。私は34番目なので9時9分台まで後ろで待機。後ろから見てるとみなさん速そうです。というか実際速いです。順調に順番が回ってきていよいよ私のスタート。

最終走者の高岡さんを残してスタート。


見た目だけは一人前です。クリートキャッチも問題なく400Wで踏んで40km/hまで上げます。ケイデンスは100前後で固定。ローラーでは20分間の平均パワー259Wがこれまでの最高値なので、これを大きく超えないように落ち着いて走ります。

しかし、ここで問題が2つ発生。一つ目はパワーメーター(Garmin Vector 3)の数値。足を止めているわけでもないのに何故か時々0Wを表示します。前日に新しい電池に交換したばかりなのに。自宅でローラーしている時には現れない現象なので、他の選手の機材が発する電波と干渉しているのかもしれません。帰ってからログを見たらケイデンスも同様にデータのドロップが発生していました。二つ目はGarminの画面表示設定。何も考えずにローラーをする時の画面で走り始めましたが、表示項目がスピード、出力、ケイデンス、心拍、時間、平均速度。なんと距離を表示していませんでした。距離の情報は欲しいところですが、DHバーから手を離してGarminの設定をいじるのはタイムロスに繋がりそうなので諦め、そのまま走りました。長くても22分以内ではゴールできるはずなので、タイムを頼りに大まかな残り距離を計算しながら一定のリズムで足を回します。

スタートから2分ほどで高岡さんに追い抜かれます。前半は抑え気味なのか見た感じあまりスピードは出ていない。それでもこちらがもっと遅いので徐々に遠ざかっていく。これで他の選手と絡む心配がなくなったので安心。自分の走りに集中。路面が綺麗で快晴、風もないという絶好のコンディションでのTTは最高。走っていてとても気持ちがいいので走りながらテンションが上がります。

10分55秒で7kmの折り返し。ほぼ無風なので行き帰りで大きくペースは変動しないはず。ラストスパートを計算に入れると(タレなければ)21分台でのゴールが濃厚。コーナーで落車してはお話にならないのでベースバーを持ち、無理せずしっかり15km/hまで減速してターン。スタートと同じく瞬間的に400Wまで上げてスピードを回復。DHバーを長時間持って走るのは初めてなので腕や肩がきつくなってくる。エアロポジションを崩すと空気抵抗が増えて余計にしんどくなる悪循環なのでフォームは維持してひたすら耐える。

ふと気がつくと前走者が近づいている。ビリになる覚悟で走ってましたが、前に人がいると追いつきたくなります。とはいえペース的にはギリギリなので無理せず一定のリズムで回すことに集中。見ると前走者は上半身が起きてしまっているので完全にタレている様子。次のカテゴリーの競技がスタートしているようなので真ん中より右には出ないように注意しながら接触しないように右に大きく膨らんで追い抜きます。

残り5kmほど。もはや余裕はないので淡々とリズムをキープすることだけ考えて体の痛みに耐えます。コースは真っ直ぐなのでゴール地点の先のテントが見えてきます。残り1kmから徐々にペースアップ。ちょうどそこでRCCのAさんが写真を撮ってくれているのに気付いてピース。


最後は564W、48km/hまで上げてフィニッシュ。まだ少し余裕があったのでもう少し早くペースアップしても良かったかも。リザルトは34/35位。21分19秒、平均39.38km/hでした。40km/hを下回ったのが残念ですが、FTP以上で20分維持することができたので満足です。ログがちゃんと取れてないのが惜しまれるところです。





データから見えてくる課題としては絶対的なパワーが足りてないことと、TTのポジションに慣れていないので踏み込むタイミングが遅くなっていることの2点。完全に3時〜4時で踏んでいるのが見て取れます。これを2時〜3時にする必要があります。ポジションについては踏み込むタイミングを意識しながら実走を重ねる必要がありそうです。パワーについてはローラーでの20分走をインターバルあり・なしを取り混ぜてしばらく続けてみようと思います。

という訳で、待望のTTデビューを果たすことができました。色々課題を確認できて、TTの楽しさも存分に味わうことができたので最高のデビュー戦になりました。今年のTTレースは渡良瀬が最大の目標になるのでそれまでにもうちょっとマシな順位に入れるように頑張ります。

2018年4月14日土曜日

Specialized Allez Sprint 2018


去年から大磯クリテリウムに出始めました。それほど多い印象はないですが、所々で接触や落車を見かけるので、カーボンフレームのOltreXR2は使わず、アルミのBMC ALR01で走っています。ALR01はアルミフレームですが、フォークはSLR01と同じフルカーボンで、シートポストもSLR02のものと同じカーボンポストが使われており、重量面の不利はほとんどありません。実際富士ヒル等で使用してもOltreXR2と変わらないタイムで走れています。

唯一の不満がヘッドチューブが長いこと。私の乗っている54サイズで158mmもあります。アルミフレームは価格が安く、カーボンよりは破損のリスクが低いためビギナーが購入するケースが多いのでメーカー的には楽な乗車姿勢が取れるように配慮しているのでしょう。BMCに限らず他の多くのメーカーも同様の考え方のようです。

そこで、もっとアグレッシブなポジションが取れるバイクが欲しいなと思い、SpecializedのAllez Sprintを購入しました。こちらは54サイズでヘッドチューブは130mmとALR01より28mmも短いです。公式のジオメトリをまとめたのが下の表。Allez Sprintのサイズは54ですが、実際のジオメトリは53サイズのOltreXR2に近いのがわかります。

ALR01 Allez Sprint OltreXR2
Size 54 54 53
Stack 559 533 529
Reach 383 385 383
Seat tube 535 500 530
Top tube  546 538 535
Head tube  158 130 130
Seat angle 73.5 74 74
Head angle 72.5 73 72
Rear center 405 405 406
Front center 586 577 581
Wheelbase 980 972
BB drop 69 69 68
Fork length 370 368
Fork rake 41.6 44
Trail 64 58
Stand over height 778 765.5


カラーは2018年モデルの限定色Chameleon Blue。もともとTealが綺麗でいいなと思っていたのですが、友人の奥方が同じ色のS Works Roubaixに乗っているのを見て一目惚れ。すぐに在庫しているお店に注文して確保しました。


基本的に組み立ても整備も自分でやるので、今回もフレームセットのみ購入して自分で組み立てました。コンポはSRAMのForce。TTバイクでeTapを使っていますが、機械式のSRAMは初めて。シマノと多少勝手が違うところもありましたが、マニュアルを見ながら作業すれば問題ないレベルでした。シフターに付属のワイヤーを使ったところややブレーキの引きが重いので、次回はシマノのワイヤーを使おうと思います。資金面で問題があったためハンドル、ステム、サドルは家に在庫があったものを使っており、近いうちに交換する予定です。ホイールも40~50mmハイトにしたいのですが、こちらも予算の都合で先送り。


 カメレオンブルーは見る角度によって青にも紫にも見えます。ホイールはTTバイク用のVision Metron 81を拝借。Metron 40 / 55 を買うか、Roval CL50にするか迷うところです。


ガーミンマウントは810J純正品を使用。ステムとほぼ同じ高さになるのでお気に入り。


サドルはFizikのArione Classic。本当はKurveのアルミレールを使おうと思ったのですが、S Worksのシートポストのクランプが9mmの真円レールにしか対応しておらず使えませんでした。楕円のレールが使えるクランプを仕入れるまではArione Classicで辛抱します。


初めてのダブルタップ。軽く押してシフトアップ、押し込んでシフトダウン(リアの場合)。慣れるまではシフトミスしそうですが、フィーリングはなかなか良い。ブラケットはUltegraの6800や8000に比べるとやや大きめ。


ブレーキレバーはカーボン製でツルツル。形状が平らなシマノと違って外側が低くなっている感じで少し握りにくい感じがします。


ハンドルバーはTREK Madone 4.5から外したBontragerのXXXカーボン40cm。軽くて高剛性。形状はいわゆるコンパクトの丸ハン。これはもっとエアロなハンドルバーに換えたい。


ブレーキもForceで統一。剛性は低く、強く握るとキャリパーが結構たわみます。ロックしにくいとポジティブシンキング。


フロントディレイラーにはチェーンウォッチャーが付属。位置調整もやりやすくて良いものです。


Forceのクランクはカーボン製。クリテリウム専用なのでチェーンリングは53−39にしました。 チェーンは安定のシマノ。ペダルはCrank BrothersのCandy 3が付いてますが、レースの時はGarminのパワーメーター内蔵ペダルVector 3になります。


ブレーキシューはシマノのカーボン用。ブレーキシューチューナーを使ってセッティングしていますが、結構鳴きます。


エアロシートポストはS Works Vengeと同じもの。カーボン製でサドルで隠れる部分に控えめにS Worksロゴが入っています。リアライトはFizikのサドルに取り付けられるCat EyeのRapid Micro。


ステムはFizikのCyrano R1の110mm ±7度 アルミ製。シンプルな見た目がお気に入り。でもこちらもハンドルバーと一緒に交換予定。

そんなわけでまだ実戦投入はしていませんが少し乗ってみた感じではホイールのせいか漕ぎ出しが重く感じます。スピードが乗ってくると巡行は楽々。頑張らなくても35〜45km/hが維持できます。まあこれはホイールの影響大と思われるので、50mm以下のホイールにしてどうなるか楽しみです。