2018年9月19日水曜日

第8回 JBCF タイムトライアルチャンピオンシップ

所属するRapha Cycling Clubが今年(2018年)から実業団登録してJBCFのレースに参加することになったので、私も年の初めに選手登録しておりました。その後半年強が経過するまで実際にレースに出場することはなく、チームメイト達の報告を聞くだけの日々が続いていました。理由は納得のいくトレーニングもできておらず、レースに出ても参加するだけで集団後方でゴールするだけで終わるのが目に見えていたから。とはいえ1レースも出ずに1年を終えるとチームをクビになってしまうので、重い腰を上げて渡良瀬遊水池で開催される個人タイムトライアルに参加してきました。

TT用のバイクを組んでから約1年ですが、5月の加須こいのぼり杯、8月のシマノ鈴鹿5ステージに続いて3戦目のレース参戦です。加須は14kmのど平坦180度ターンありの一直線、鈴鹿はアップダウンとコーナーありの2.2km。まだまだTTバイクに乗り慣れていないので鈴鹿の下りコーナーは風に煽られるのが怖くてDHバーをほとんど持てませんでした。そのためスピードが乗らず131/188位とひどい結果。渡良瀬はアップダウンなしのど平坦でブレーキが必要なコーナーも1箇所だけという好条件なので、コーナリングテクニックで劣る私にとってはありがたいコースでした。

加須こいのぼり杯では14kmを時速40kmで走ることができたので、5.3kmの渡良瀬では時速42kmぐらいまで上げたいなと思っていました。しかしながらお盆休み最後の鈴鹿5ステージの後体調を崩し、9月2日の渡良瀬までの2週間全く自転車に乗れず、ぶっつけ本番となってしまいました。しかも当日は雨予報でギリギリまでDNFを考えていました。

それでも鈴鹿を一緒に走ったチームメイト2人が出場するというのでとりあえず準備して当日朝に現地入りすることにしました。川崎の我が家から渡良瀬遊水池まではおよそ100km。一緒に参加するヒデさんを八王子で拾って行くため道程は130kmほどになります。7時前には現地入りしたいので4時に起きて5時前に出発。途中コンビニに寄り道しながら7時ごろに現地入りできました。ほぼ同じ時刻に大阪から参戦の安田さんも駐車場で合流。

到着した時には弱い雨。駐車場横の東屋の下が空いていたのでそそくさとアップ用のローラーを設置。その後のんびりと自転車のセッティング。路面はウェットですが風は弱く、気温も低めでコンディションとしては悪くないのでホイールは前後81mmリムのVision Metron81SLを選択。ディスクやバトンを持っていれば迷わず使うシチュエーションでした。タイヤはVittoriaのCorsa G+の25C。

ウェアはJBCFの公式レースなので登録してあるRCCのジャージ。あらかじめ用意しておいたワンピースのエアロスーツを着用しました。シューズはGiroのEmpire SLXでシューズカバーは定番のVelotoze。ヘルメットはこのために購入したGiroのAerohead MIPS。自転車も含め装備だけは一人前です(写真はレース後のもの)。


そうこうする内にアテンダントを引き受けてくれた落合さんが到着。もともと自走で来る予定でしたが雨のため車でいらっしゃいました。

7時半を過ぎたので選手の受付を済ましてローラーでアップ。ローラーで追い込みすぎると本番でダメなタイプなので軽めのギアで10分程度、最大心拍200の90%ぐらいまで上げて終了。

E3のスタートは9:30。検車をスタートの15分前までに終える必要があるので9時になったらスタート地点に移動。私は腕が普通の人よりも長いのでBB中心からDHバーの先端までがUCIルールの75cmをオーバーしていますが、身体形態学上の理由ということで+5cmまでは許可されることを事前に確認済みでしたが検車の際はドキドキ。実際はあっさりとスルーでした。ヒデさんはサドル位置が前すぎると言われて大慌てで調整してましたが、どうにかこうにかスタート時間には間に合ったようです。

いよいよスタート。渡良瀬のスタートはプロのレースのようにスタート台から。シートポストを持ってもらえるので両足をペダルに固定してスタートすることができます。慣れていないのでちょっと不安。スタート台からのスロープでこけたらどうしようとか悪い想像をしてしまいます。出走は30秒間隔。一人前の選手がDNSだったため私は60秒の待ち時間。慌てず騒がず落ち着いて準備。フロントをアウターに入れて待ちます。

そしてスタート。心配したスロープでのずっこけもなく、静かにスタート。加須の時と同様に40km/hまで上げてケイデンスを105rpmで固定。休養明けでどれぐらい踏めるかさっぱりわからないので90度コーナーまでの前半は無理せずに行きます。心拍数はスタート後30秒で175、60秒後で180。路面は濡れていますが、落ち葉や小石、砂などは少なく舗装も綺麗なので危険は感じません。



そして中盤の90度コーナーへ。トップクラスでは40km/h以上で突っ込むらしいですが、私はビビりなので試走の段階で30km/hほどしか出せませんでした。本番ではさらに遅く26.6km/hまで下げてました。安全にコーナーを抜けたらあとはゴールまで2kmほどを踏み倒すのみです。とは言っても後半には2つの橋があるため、実は登りが2箇所あります。そこで減速しないことと、登りの後の下りでしっかり加速することが良いタイムを出すためには重要です。なので、渡良瀬は平坦なコースではありますが、直角コーナーと2つの橋の3回のインターバルがあるということになります。ゴールまでに心拍数は上がり続けて196。最大心拍数は200なのでまだ少しだけ追い込む余地があったようです。



残念ながら私は42km/hから4km/hほど落としてしまったのでイマイチな結果となりました。ゴールラインで後ろの走者に並ばれてフィニッシュ。公式リザルトは8:01で46/97位。真ん中よりもちょっと上という平凡なタイムとなりました。E3のトップタイムが7:17で6位でも7:27だったので、上位に食い込むにはここから30秒は短縮する必要があります。平均時速は40kmほどだったので2.5km/hほどの向上が求められます。休養明けだったことを割り引いても入賞はまだまだ遠いですね。来年に向けてコツコツとトレーニングに励みたいと思います。

ヒデさんには約6秒、順位では9位勝ったのでよしとします。来年はもう少しレベルの高いレースをしたいものです。




ゴールした後はE2カテゴリーの安田さんと有益さんの応援。E2はE3に比べてレベルが高く、E3の優勝タイムでも6位にも入れないぐらいでした。トップタイムは7:05で平均時速44.85km/h。現状から5km/h上げないと勝てないという事実の前にため息しか出ません。有益さんは7:16で惜しくも7位、安田さんは7:23で14位でした。

クリテリウムやロードレース、ヒルクライム、エンデューロに比べるとあっという間に終わってしまうタイムトライアルですが、それゆえにレース中は一瞬たりとも手抜きができず集中し続ける必要があり、他のレースにはない快感があります。本来ヒルクライムが大好物な私ですが、すっかりタイムトライアルにハマってしまいました。TT用のフレームを用意しなくてもロードにDHバーを着ければ参加できるので未経験の人にはぜひ体験してもらいたいと思います。




最後に数値のまとめ。例によってパワーメーターのVector 3が時々データをドロップしているので、実際のパワーとケイデンスはもう少しだけ高いものと推察されます。まあ病み上がりとしては頑張れたかなと。来年は−30秒目指して頑張ります。

173 bpm
平均心拍数
196 bpm
最大心拍数
40.9 kph
平均速度
44.9 kph
最高速度
258 W
平均パワー
566 W
最大パワー
51% 左/49% 右
左/右バランス
74% 左/69% 右
トルク効率(左右)
101 rpm
平均バイクケイデンス
111 rpm
最高ケイデンス

2018年8月2日木曜日

Giro Empire SLX

久々にロード用のシューズを買いました。



かなり久しぶりなので思い出話を少々。初めてのビンディング用シューズはBontragerのRace Liteのワイドフィットでサイズは42でした。初めてのロードバイクTREK Modone 4.5と一緒に買った思い出の一足。7年経った今でもローラー用シューズとして現役です。

次に買ったのはMavic Zelliumの42。当時MavicのホイールCosmic Eliteを買った後で、Mavicイエローが個人的にブームだった時に通りすがりの横浜のワイズロードで特価になっていたのを買って帰ったものです。主にレース用で今でも時々使っています。

その後BontragerがくたびれてきたのでまたMavicのKysrium Eiteのホワイトを購入。こちらもサイズは42。サイズ表記は同じですが、ワイドフィットのBontragerに対してMavicは幅が狭めで、前後もやや短い感じです。短時間なら問題ありませんが、長時間のライドではやや痺れるような感覚もありました。もうワンサイズ大きくてもよかったのかもしれません。

そんなこんなで3足のロード用シューズが手元にあった訳ですが、そこから道を踏み外し、ロード用シューズを全く使わない日々がやってきます。

レースはたまに出る程度で通勤と山岳中心のロングライドが主な使用目的なのでもっと歩きやすいシューズがいいなと思い始めたのがきっかけです。通勤でしばらくシマノのSPDを使ったこともありましたが、ペダルの見た目が好みでなく他に何かいいものはないかと探していた時に出会ったのがCrank BrothersのEgg Beater。踏み面はなくて一見ただの棒。横から撮影するとほぼ見えないぐらいの棒。しかも4面でキャッチできるので、SPD-SLのように裏を踏んでしまうとか、踏み外した時に勢い余ってバランスを崩すなんてこととは無縁のペダルです。踏み面がないので効率よく力を伝えられないという意見もありますが、個人的には綺麗なペダリングができていれば、全力スプリントの時以外はロード用のペダルと遜色ないように感じています。

そんなEgg Beaterと出会って以来5年ほど、シューズはずっとGiroのRepublicを愛用しています。ラチェットやベルクロで留めるいかにもスポーツシューズな見た目ではなく、シューレースで締めるところがお気に入りです。良くも悪くも地味であり、通勤時に履くシューズとしてはベストチョイスだと思います。たまに会社に着いてからも履き替えず、一日そのまま過ごすこともあるぐらい気に入っています。最近はRepblic LXのリフレクティブ仕様を特に愛用。車のライトを反射して激しく光るので、夜道の通勤でも安心です。


と、前置きが長くなりましたが、新しいロード用シューズを買いました。というのも昨年末(2017年)にGarminのパワーメーター Vector 3 を買いまして、良いロード用のシューズが欲しくなったのがきっかけです。手持ちのBontragerはやや緩く、Mavicは少々きつめ。なので他に何か良いシューズはないものかと物色すること半年余り、SpecializedかGiroの2社に候補は絞られてきました。評価の材料は知人の評判と見た目。どちらも捨てがたいところですが、富士ヒルクライムの会場でEmpire SLXを試着させてもらったところ、Republicは少しゆったりめの43を履いていますが、42.5でピッタリでした。全く遊びがなく、かといって締め付けられる感覚があるわけでもなく。Boaダイヤルでカチカチと簡単にフィット感を調節できるのはステキだなと思いながらも、やっぱりシューレースの見た目の綺麗さには抗えませんでした。

というわけで8月のシマノ鈴鹿5ステージに向けてモチベーションを上げるためにEmpire SLXをお買い上げ。来年のラインアップからブラック×シルバーがなくなるという話も少し背中を押してくれました。



Giroのハイエンドシューズらしく付属品は豪華。シューズバッグとシルバーのシューレース、土踏まずのアーチの高さに合わせて交換できるアーチサポート3種とインソール。さらにカーボンソールが非常に薄くできているため、クリートに付属するボルトが長すぎた場合に備えて短めのクリートボルトまで付属していて至れり尽くせりです。


カーボンソールはEastonのEC90 SLX。かなり薄いのにカッチカチで力一杯踏み込んでもたわむ気配すらありません。


ウェアはだいたいRaphaを着ていますが、これでヘルメット、グローブ、シューズはジロで一式揃いました。8月が楽しみです。

2018年7月28日土曜日

Vision Metron 55SL

クリテリウムなど、平坦なコースでのレース用に購入したAllez Sprintですが、ちょうど良いホイールが手持ちになくTTバイクのSlice RS用のVision Metron 81SLをしばらく使っていました。

名前の通りリムハイトが81mmあるのでSlice RSに装着するとこんな感じでバランスが良いホイールです。


Allez Sprintに着けるとこんな感じ。リムハイトが高すぎてフレームが負けてる感じがします。よほどの強風でなければ危険は感じませんが前後で1740gもあるので立ち上がりの加速では少々不利になります。

そんな訳で代わりのホイールを探していたところ、某中古ショップで完成車外しのVision Metron 55SLを発見。

MeridaのReactの完成車の付属品だったらしく、純正とは異なるステッカーが貼られています。純正はロゴがグレーですが、ホワイトとレッドになっています。個人的好みとしてはホイールのロゴは目立たない方が望ましいのですが、ステッカーは後で貼り替えられるから妥協してもいいかなと思って少し悩んだ末に購入。完成車外しなのでクイック、ブレーキシュー、ホイールバッグ、10S用のスペーサーなどの付属品はありませんが、未使用新品が税込13万円で買えたので満足。国内で新品を買うと25万円ほど。海外で買っても送料や消費税でもう2〜3万円は高くなりそうなので。


で、届いたのがこちら。全体にオイルかグリスのような汚れがあったのと、ステッカーに1箇所キズがありましたが状態は良好。ステッカーのキズもいずれ貼り替えるつもりなので気にしないことにします。手持ちのMetron 81SLも丁寧に扱ってるつもりですが、1年経たずにステッカーはキズだらけですし。



そして計量。50g単位なので大雑把にはなりますが、前後で約1550g。カタログ重量が1580gなのでリムテープ付きでこの重さなら優秀ですね。


何故か家に在庫があったアルテグラの11-25Tのスプロケ、Mavicの60mmのチューブ、VittoriaのRubino Pro G+の25Cを取り付けます。レースの時はタイヤはVittoriaのコルサかContinentalの Super Sonicに交換します。Mavicのチューブはバルブが黒いのでお気に入りです。55mmハイトなのでチューブのバルブが60mmで足りるか心配でしたが問題ありませんでした。コンポはSRAMのForceですが、SRAMのスプロケは高価なのでアルテグラを使います。シマノとSRAMのスプロケはほぼ完全互換なので全く問題なく使えています。



スプロケを着ける前にはグリスを忘れずに。


完成。タイヤとの相性が良いのかタイヤレバーは不要で、手だけですんなり嵌りました。元来ヒルクライムや登り多めのロングライドが好きなため23C派の私ですが、現行のMetron SLシリーズは流行りのワイドリムで内幅が17mmで外幅が25mmなので25Cのタイヤが見た目的にも最適ですね。TDFを前に続々と発表される新製品を見ているとナローリムもリムブレーキもどんどんなくなってしまいそうでもう不安しかありません。


そしてAllez Sprintに取り付けたところ。55mmハイトでフレームとのバランスがちょうどよくなりました。80kmほどサイクリングしてみましたが、30km/hぐらいまでスムーズに加速して維持するのも楽に感じます。多少の登りでは重さも感じず、軽快に登ることができます。81SLに比べると多少マシですが、横風の影響はあるので注意が必要です。一方で81SLで顕著な勝手に直進するような感覚は少し弱まります。

本格的にトレーニング、レースで使用した感想はまた改めて。

2018年7月12日木曜日

Garmin Vector 3 バッテリーカバー交換

昨年末に発売と同時に購入したGarminのペダル型パワーメーターVector 3。自転車が複数台あると付け替えが容易でとても使いやすく気に入っているのですが、問題が一つ。

走行中に時々右側のセンサーを見失ったり、パワーとケイデンスのデータが途切れてしまうという症状がありました。下の画像は14kmのタイムトライアルに出た際のものです。スピードと心拍数は折り返しの減速時以外はほぼ一定を保っているのですが、パワーとケイデンスのデータが激しく暴れています。実際はケイデンスも100rpmを維持しているのでパワーも一定でないとおかしいのです。今出ているパワーだけを見るなら大きな問題にはならないのですが、FTP計測や一定時間あたりの出力を見ることができず、パワーメーターとしては致命的とも言える欠陥です。

この時は電波干渉でも起きているのかと思ってあまり気にしていなかったのですが、実際は電池を納める部分のフタの不具合(設計不良?)が原因だったようです。私の場合は自宅でローラートレーニングをする際には不具合が発症していなかったので気付きませんでした。




苦情がたくさん入ったのかGarminが対策パーツを用意してくれました。
こちらから申し込むと無料で交換用のパーツを送ってくれます。


申し込み後2〜3週間で届くようです。


内容物は交換用のバッテリーカバー3個と交換方法の手順が書かれた紙1枚。使うのは2個なので1個は予備でしょうか。


新旧比較。左側が新型、右側が旧型です。基本的な形状は同じですが、上側の端子形状が異なります。より確実にペダル側の端子に接触させる為に少し大きくなっています。


交換前。


交換後。外観は同じですが、交換用のカバーには黒いシールが貼られているので識別は容易です。これを剥がしてしまったら外観では判別できなくなりますね。

まだ外で使っていないので改善されたのかは分かりませんが、とりあえず不具合対策完了しました。

2018年7月11日水曜日

Garmin Edge 810J 壊れました

かれこれ5年ほど使ってきたサイクルコンピューターGarmin Edge 810J。とうとう壊れてしまいました。


画像のようにパワーボタンが陥没してしまいました。外装の樹脂パーツと一体成型されているスイッチ周辺のゴムが経年劣化でちぎれてしまったようです。結果、電源ボタンが押せなくなってしまいました。


仕方がないのでパワーボタンをカッターで切り取ってみたらこんな感じになりました。内部のスイッチ自体は壊れていないので、中に見えているスイッチをドライバー等で押せばまだ使える状態です。もちろんこの状態では雨が降ったら一発でアウトなので天気が怪しくなったら鞄に収納しなければなりません。

修理料金のご案内

http://www.garmin.co.jp/support_charge

ガーミンジャパンに修理を依頼すると22,000円で修理できるようですが、もう十分使ったので新機種のEdge 820に買い換えようかと思います。WahooやLezyneなど、代わりに使えそうな競合製品も増えてきていますが、私はGarminのペダル型パワーメーターVector 3を買ってしまったので、サイコンもGarminにせざるを得ないという事情があります。

820が届いたらまた改めてレビューなどしてみたいと思います。

2018年7月5日木曜日

ヘルメット計量大会 2018年版

自分で言うのも何ですが、私は自転車をたくさん持ちすぎです。あれもこれも欲しくなってしまうので自分用の自転車が現在8台あります。2011年にTREKのクロスバイク(もう手放してしまいましたが)を買ったのを皮切りにだいたい1年に1台ずつ増えている勘定です。

しかし、実はそれ以上のペースでヘルメットが増えていることに気がついてしまいました。初期はそうでもなかったんですが、多分SpecializedのEvadeを買って以来、エアロヘルメットの魅力に取り憑かれてしまったらしく毎年1個以上のペースで増殖を続けています。ヘルメットも一つは頭の形が合わずに手放してしまったので、これまでに8年弱で10個を使ってきたようです。

そんなわけで私のヘルメット遍歴

  1. Bontrager Circuit
  2. Kask Mojito
  3. Bontrager Oracle (売却済)
  4. Specialized Evade
  5. Giro AirAttack
  6. Met Manta (レースにて落車破損)
  7. Met Rivale
  8. Giro Synthe
  9. HJC Furion
  10. Met Trenta (サポートライダーとして頂いたもの)
初心者の頃に買った古いものはほぼ使っていませんが、何となく捨てられずに保管してあります。ちなみにサイズは全てL/XLです。頭の形が丸くて60cmを超えているため前後に長くて幅が狭いものは基本的に被れません。なのでTT用のヘルメットでベストなものに巡り会えない今日この頃です。

もっとも最近入手したMetのTrentaは輸入代理店のインターマックスさんのサポートライダー募集に応募して頂いたものです。開口部が多くて通気性に優れているため、今のような暑い時期に最適で重宝しています。元々MetのヘルメットはManta、Rivaleと使っていて気に入っているのですが、Trentaはそれ以上に良いものでした。

ワールドツアーの選手では、マーク・カヴェンディッシュが特に好きで、Evadeもcvndshモデルを買ったのですが、彼がDimension Dataに移籍してMetのヘルメットを使い始めたのがMetを買うことになったきっかけだったように思います。

Metのヘルメットは全般的に丸い頭の日本人でも被りやすく、とても軽いのが特長だと思います。しかも大事なことですが、お財布にも優しい。Rivaleは2万円以下、Mantaも3万円しないですからね。他社のハイエンドヘルメットは3万円〜4万円が相場なのでMetのコストパフォーマンスの高さは頭一つ抜けているように思います。そして新作のTrentaも3万円ほど。3Kカーボン版でも3万円台半ばなのでお買い得感が高いです。

私のような丸くてでかい頭でもストレスなく被れますし、見た目のキノコ感も少ないので、西洋人的な前後に長い形状の頭の人以外には安心しておすすめできます。TrentaはMetやRivaleよりもさらに横の張り出しが小さくなっているのでキノコ感はほぼありません。

そんなわけで私の超個人的なかぶり心地ランキングです。

  1. Met Manta (レースにて落車破損)
  2. Met Rivale
  3. Met Trenta (サポートライダーとして頂いたもの)
  4. Kask Mojito
  5. HJC Furion
  6. Specialized Evade
  7. Bontrager Circuit
  8. Giro AirAttack
  9. Giro Synthe
  10. Bontrager Oracle (売却済)
重要視しているのは頭のフィット感と軽さです。通気性は考慮していません。普段のライドではヘルメットの下にキャップを被っているので通気性はあまり重要でなかったりします。エアロ効果については単独で40km/hを超える速度で巡行している時はエアロ効果を冷静に分析できるほどの余裕がないのでよくわかりません。通勤兼トレーニングで40km/hで走っていますが、AirAttackで特に大きな抵抗も感じないので今時のエアロ系ヘルメットであればどれでも大きな差はないかと思います。

順位としてはMetが優秀ですが、5位まではかなり拮抗しているイメージです。HJCはシルエットは大きめですが、軽くて頭に触れるポイントが少ないので被ってないかのような不思議な被り心地です。日本に導入されているカラバリが少ないのが残念ポイント。Evadeはやっぱり今時のヘルメットに比べると重いですし、Giroはデザインは好きですが、ちょっと幅が狭いのが減点材料。新製品のVanquishはワイドフィットがあるのでフィット感は改善されていますが、ちょっと重めなのと試着した時にキノコ感が気になったので購入を保留中です。

とまあ色々使ってきましたが個人的にはフィット感、軽さ、価格のバランス的にMantaが最高だったのでまた買おうかと思っているぐらいです。

と、いうことで前置きがすでにかなりの長文になってますが、いよいよ今日の本題であるヘルメットの計量です。サイズは全て一番大きなLかXLです。カタログ重量はMサイズを基準に書かれることが多いように思いますが、それよりは結構重いです。

参考までに実測値(カタログ重量)の形で記載しておきます。アナログの計りなので5g以下の数値は適当に丸めていますのでご了承ください。

  1. Met Manta 235g (M: 200g / L: 230g)
  2. HJC Furion 240g (XS: 190g)
  3. Met Rivale 255g  (M: 230g / L: 250g)
  4. Kask Mojito 260g (M: 220g)
  5. Giro Synthe 260g (M: 250g)
  6. Met Trenta 265g (M: 230g)
  7. Giro AirAttack 295g (M: 288g)
  8. Bontrager Circuit 300g (型が古いので不明)
  9. Specialized Evade 315g ✳︎塗装済 (M: 280g)











2018年5月26日土曜日

ハルヒル 2018 ー 第6回榛名山ヒルクライム in 高崎

5月20日(日)に走ったハルヒルのレポートです。



関東では富士ヒルに次ぐぐらいの人気を誇るヒルクライムイベント。今年は榛名湖コース(4,000人)、榛名神社コース(500人)、初心者コース(500人)の合わせて5,000人の募集でした。

私が参加したのは「榛名湖コース」で概要は下記の通り。

  • 榛名湖コース…16.1㎞(計測距離14.7㎞)
    コース…大森神社前~県道あら町・下室田線~県道安中・榛名湖線~県道渋川・松井田線~榛名湖多目的グラウンド
    平均勾配6.0%、最大勾配14.0%、標高差907m
距離は富士ヒルのおよそ2/3で平均勾配は1%増し。最大勾配は14%とのことですが嘘だと思います。ハルヒルのコースを登ったことは1回だけありますが、レースペースで走るのは初めてなのでエントリー時の目標タイムは控えめに。富士ヒルの自己ベストが82分ぐらいなので60分は切れるだろうということで目標タイム60分でエントリーしました。今年の富士ヒルの目標が75分以内なので、実際は50分切りを狙いたいところ。

前日朝の体重は66kg(身長176cm)。最近のコンディションとしてはまずまずです。近年もっとも軽かった2年前の62kgからは4kg重いですが、近頃はダイエットよりも筋肉量の増加に重きを置いたトレーニングを行っているので気にしないことにします。

ハルヒルも富士ヒルと同じく前日受付なので土曜の午後にのんびり輪行で高崎入り。富士ヒルと違うのは高崎駅前と会場の榛名体育館の2ヶ所で受付ができるところ。高崎駅前で受付とランチを済ませたらホテルに荷物を預けて会場までの道順をチェックするため軽めのサイクリングへ。

ハルヒル関係者の方々はとてもフレンドリーで自転車に優しいですが、群馬という土地柄か全般的には自転車に対して車間を十分取らない、または意図的な幅寄せをしてくる車が多いので気をつけましょう。

高崎駅から榛名体育館までは15kmほどでゆるい登りです。ゆっくり走って1時間弱というところ。当日は6時集合、6時半スタート地点への移動開始なので、5時ごろにホテルを出れば余裕です。荷物を当日に預ける人は5時台に着くようにしましょう。

会場に着いたら物販ブースを一回り。特に買うものはなかったですが、RovalのCLX50とS-Works(旧型)の会場特価には財布の紐が緩みそうでしたがグッと堪えました。ちなみにハルヒルではゼッケンに切り離せる金券が1,000円分付いているので、会場での物販や飲食にも使えます。

会場のチェックも終わったのでそそくさと退散。お好み焼きと少しのアルコールを補給して早めに就寝。

当日は4時起き前日に用意しておいたウェア一式を着込み、朝食。7時ごろのスタートなので起きたらすぐにコンビニおにぎり2個とゼリーを流し込みます。スタート前やレース中に欲しくなった時のためにチョコバーとゼリーもポケットに忍ばせておきます。

会場までは予定通り50分ほどで到着。整列が始まっていますが、どうせすぐには動かないのでのんびり準備して後方に並びます。6時半ぐらいから先頭のウェーブから順にスタート地点へ移動開始。私はゼッケン7,000番台なのでまだ待機。7時をすぎてようやく移動が始まりました。スタート地点まで1km弱隊列を組んで移動していきます。私は利用しませんでしたが、その途中にも数カ所トイレが用意されていて安心です。


そしていよいよスタート。絹代さんのトークを聴きながらまったりスタート。実際の計測区間はさらに数百メートル先から始まるので、スタートダッシュは全く意味がありません。

計測区間に入ったら人波に飲まれないように右側へ移動してスルスルと前に上がっていきます。ハルヒルは序盤から5%を超える斜度が続いたりするのでウォームアップができるまでは抑えめのペースで、速い人がいても付いていかずにFTP以下で走ることを心がけます。所々で現れる平坦区間も極力人の後ろに付いて自分の脚は温存。トレインに乗っかっていれば200W以下でも時速30km以上で走れます。

初心者コースが終わって、榛名神社までの道中はずっと高い木に囲まれているので日差しが遮られて快適です。この日は気温は低めでしたが日差しが強くて走っている間は結構な暑さを感じました。喉が乾かなくても5分おきぐらいに水分補給します。そしてコースも7kmを過ぎたのでエナジージェルを補給。

いよいよ榛名神社前の急勾配区間へ。一般的にハルヒルは神社の後の残り3kmぐらいがきついと言われますが、実際は神社の前から10%超えの斜度が登場するためラスト5kmぐらいはずっときついです。ここまできたらもう抑えて走る理由はないのでスピードが落ち過ぎないように激坂区間でもしっかり400〜600Wで踏んでいきます。もちろんこのペースを維持したら数分しか持たないので、傾斜や周りのペースに合わせて休み休み。

タイムは神社通過の時点で38分。残り3kmを12分(15km/h)で走れば50分でゴールできるペース。しかし冷静に計算すると平均斜度9%の区間をこのペースで走るのは無理なので50分は諦めて脚を攣らない範囲で出し切ることにだけ集中。前を走る人たちが続々とペースダウンして渋滞になっているので絡まないように気をつけながら間をすり抜けすり抜け走ります。沿道からの「残り1キロー」の声に反応してペースアップするも、その後200mぐらい先に「残り1km」の看板を見つけて心が折れる・・・。あとはひたすら我慢。300W以上のパワーを維持することだけ考えて足を回す。ここでの心拍はこの日最高の192bpmを記録しました。

そしてゴール。富士ヒルと違って対向車線の規制がないので幅いっぱい使えるため大渋滞が起こらないのはいいですね。ゴールタイムは53分40秒でした。50分には及ばなかったものの、全体の平均で273W、20分間の最大パワーが288Wと自己ベストを更新できたのでよしとします。20分間のパワーから計算するとFTPは274W。一応富士ヒル前に達成したかった数字に届きました。あとは富士ヒルまでコンディションを上げて75分切りを目指したいと思います。



今回はシマノのアクションカメラ CM-2000のテストがてら動画撮影してみました。スタートからゴールまでフルHDでバッテリーはなんとか保ったようです。富士ヒルだとかなりギリギリになりそうな感じなので富士ヒルはSonyで撮影しようと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=U92EHUfehgU&feature=youtu.be