Garmin Vector 3 バッテリーカバー交換(2回目)

一度交換が行われたGarminのペダル型パワーメーターVector 3のバッテリーカバーですが、2020年に再度交換となりました。前回送られてきたカバーに交換したものの、やっぱり走行中にパワーメーターをロストしてデータが途切れ途切れになる問題は解決されませんでした。そしてこのようなアナウンス。

https://support.garmin.com/ja-JP/?faq=9NY4m6NhY09TyIQsoI301A

フォームから依頼して送られてきたのがこちらのセット。前回は外側のカバーだけでしたが、今回はペダル側のパーツも含めて大量の部品が送られてきました。作業に使用する精密ドライバーも含まれる念の入れ様です。


今回はペダルの中の受けも交換します。


左が古いもの。右が新しいもの。古い方は接点がH型ですが、新しい方は4つの接点がバッテリーに接触するように変更されています。公式のサポート情報によるとバッテリーの放電に伴う変形により接触不良が発生することがあるそう。


元のバッテリー受けを外したのがこの状態。ここに新しいものを取り付けます。


そしてこちらが外側のバッテリーカバー。こちらは2点だった接点が4点に増えています。


バッテリーを入れて4mmのアレンキーで締めていきます。トルクは2Nm。黄色いパッキンが見えなくなるぐらいが目安です。下の画像よりももうちょっと締めます。


交換した後に12kmのタイムトライアルで使用しましたが、レース中一度もデータが途切れることはなく、きちんとデータを取得できました。真ん中でデータが途切れているのはUターンの間脚を止めていたためです。



購入してから約2年に渡って悩まされてきたGarmin Vector 3の接続切れ問題ですが、これで完全に解決された、かも知れません。もしも今後不具合が再発するようなことがあれば再度記事にしたいと思います。


コメント

このブログの人気の投稿

Emonda SL5 Disc 2021を軽量化する: コラムスペーサー

Emonda SL5 Disc 2021を軽量化する: Bontrager XXX ハンドルバー&ステム

Emonda SL5 Disc 2021を軽量化する: コラムカット