Wahoo Kickr AXISアクションフィート

 

2019年の末にWahoo Kickrを買い、Zwiftを初めて早一年。冬から春にかけてはほぼ毎日欠かさず バーチャルライドに励み、7~8kgの減量と1割ほどのFTP向上に成功しました。

しかしながら、自転車部屋にエアコンを設置していないため夏場の暑さに負け、Zwiftの頻度も時間も減る一方。体重も4kgほど戻ってしまいました。

このままではいかんと一念発起。モチベーションを上げるため新たなアイテムを導入しました。


それがこのWahoo Kickr AXISアクションフィート。2020年度版のKickrに標準で付属しているものですが、旧型のKickrにも使えるということなので、9月頃に注文しました(Kickr CoreとKickr Snapには非対応)。元々10月頃の入荷予定だったのですが、少々伸びて11月下旬に到着。お値段およそ1万円。

これまでの足と何が違うかと言うと、従来の硬質な樹脂でできた足に対してAXISは硬質な樹脂の下に柔らかいゴム素材が追加されており、左右に最大5度傾けることができるようになります。直立した状態から微動だにしないフレームという固定ローラーで最も不自然に感じる問題を緩和できるというものです。

公式の製品ページによると、よりリアルな走行感を再現でき、姿勢を保つための筋肉も鍛えられるとか。ハンドルバーやサドルと接する箇所の圧力も一定ではなく強弱が生まれるので疲労の軽減も図れるんだとか。

効果の程は試してみないと分からないので、早速取り付けてみました。


これが内容物一式です。小さい箱にうまく詰め込まれており、一度出すと綺麗に戻すのが難しいほど。取扱説明書(多言語)、前足、後ろ足、左右(大・中・小)が入っています。

交換に必要な工具は大きめのプラスドライバーと6mmの六角レンチのみ。


まずは後ろ足から付属の足を外します。プラスドライバーで内側の穴2箇所のネジを外すと取れます。今回は両サイドのナットには触りません。


新旧比較。少し厚みが増しますが、乗ると体重でゴムが圧縮されるので実用上は意識しないレベルですね。新しい方のゴムは中央部が薄くなっています。中央部はあまり変形させず、外側を大きく変形させ
て左右に揺らす仕組みですね。


外したところに、


新しいのを取り付けます。


続いて前足。


すごく大きいです。


ここにもゴム。


旧型の足(左側)。小さくて硬い樹脂製。


新型の足(左からソフト、ミディアム、ハード)。直径だけではなく厚みにも結構な差があります。


ミディアムと旧型を並べてみました。


取り付け完了。早速乗ってみると、想像していたよりは揺れませんでした。シッティングで綺麗に回している分にはほぼ揺れず。ダンシングで体を左右に揺らすようにするとゆらゆらと揺れます。また長時間の本格的なトレーニングをしてアップデートしたいと思います。

期待していなかった効果として、防振ゴム等を挟むのと同じように騒音が減りました。ブルカットなどを挟んでも同じような効果が得られそうですが、きっちりねじ止めできるので安心感は段違いですね。

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