2014佐渡ロングライド210 - 当日 -

5時にバスがお宿を出発するので、4時に起床。とっととジャージに着替え、補給食をポケットに突っ込む。補給食はSOYJOYバナナ味とグリコのブラウニーバーとENE AIDのピーチ味。佐渡はエイドが充実しているらしいので多いかとも思ったけど、万が一の保険ということで。ジャージはジロ開催中なので、去年買ったTOKYO WHEELS×PISSEIのジロ記念限定ジャージ。ヘルメットは先日買ってきたSpecializedのEvade、cvndshモデル。添乗員さんに預ける着替えと輪行袋を小分けにしてバスに乗り込む。
朝食はホテルのお弁当(冷たい)。スタート地点まで移動するバスの中でゆっくりいただく。ほどなくして会場に到着。結構寒い(多分10℃を少し超えた程度)ので、半袖ジャージにアームカバーとRaphaのジレを追加。自転車を預けた体育館まで徒歩移動。今回はMadone4.5で参加。ヘッドチューブ長めで楽なポジション、Ultegra 6870で後半も楽にシフトチェンジができる(予定)。ホイールは軽さ重視でR-SYSにしました。
30分以上余裕があったので、同室の面々で体育館の中で待機。トイレに行こうか迷ったけれど大渋滞だったので諦めてスタートの行列に並ぶ。A3エントリーだったので慌てずゆっくりと。冷たい風に耐えながら待っていると10分ほどで列が動き始める。A1は5時30分スタートなのでもうそろそろスタートしているはず。
A1、A2と順調にスタートしていき、6時10分を少し過ぎたところでA3もスタート。10数人一組で順にスタート。私はGarminのログによると6時12分にスタートしたもよう。
初参加でペース配分が分からず、周りの集団に混ざろうとも思いましたがとにかくみんな遅い。30km/hに届かないペースで走っている人ばかりでスタート早々欲求不満になったので、ウォーミングアップ代わりにペースアップ。スタート直後でかたまっている集団を右から抜いて行きます。

結局ペースの合う集団は見つからず、ソロでどんどん進んで行きます。20kmほど走ったところで調子が上がってきたので相川ASはパスしてペースをキープ。(ここだけソバが出ると後で知ってやや後悔。)30kmあたりで赤いクロモリで快調に飛ばすライダーに遭遇したので後ろに付かせてもらってぬくぬく。35-40km/hで気分よく巡航。引かせてばかりも申し訳ないので、途中で先頭交代して快走。後ろで休んだ分下ハンでしっかり踏んで速度を落とさないよう頑張ります。
ボトルの水が心許なかったので、入崎ASに寄るつもりでしたがクロモリライダーさんが入る気配がないので入崎もスルーして走り続けます。50km地点を過ぎるまで先頭交代を繰り返しつつ快調に飛ばします。ちょっとしたアップダウンはあるものの、大きく速度が落ちるポイントはなく、短い登りはアウターでクリア。

55kmに届こうかというところでクロモリライダーさんがペースダウンして後方へ下がっていったと思ったところで、ようやくかの有名なZ坂が見えてきます。確かにZです。手前の路肩で停まって写真を撮る人も多数。私はもちろんそのまま走り続けます。登りに差し掛かった途端に蛇行しはじめる人がたくさんいて結構危険。Max11%と言っても普段ヒルクライム中心に走っている人からすれば大したことはありません。登坂距離もわずか2kmですからまだまだ余裕です。意外だったのはZの部分が終わった後にも登りが続いていたこと。Zの部分で出し切らないよう注意しましょう。 
Z坂を越えてまた一人旅に。この時点でスタートから60km。でもまだ8時。2時間かからずに60kmを越えたので結構順調なペースです。次の名勝は大野亀。ここでも停まることなく登ります。3km足らずで100m程度の登り。ここも最大で10%ほどの傾斜ですが、シッティングで回してクリア。ここは景色が見事なので速度を落としてでも周りを見る余裕が欲しいところ。
大野亀から少し下った72km地点のはじき野ASで最初の休憩。一口サイズのおにぎり2個と生のレモンをいただきます。塩飴もゲット。ボトルの水も満タンにしてもらって出発。さっそく塩飴を舐めながら水分補給。塩飴うまい。想像以上。
はじき野ASからしばらくは下りが続きますが、直線ではないのでスピードは抑えめで安全運転。この辺りから徐々に向かい風が強くなってきます。スピードは乗らないのにやたら疲れます。そろそろどこかの列車に合流しようかなとも考えるものの、なかなかペースが合う集団がいない。そもそもほとんど休憩なしで走っているので、周りにA3のゼッケンがほぼいない状態でした。何組かペースの合いそうな集団を見つけても登りが遅くて欲求不満になるので結局坂でアタックして置き去りにしてしまいます(で、結局長い平坦逆風区間で追いつかれる)。

逆風は厳しいものの、自分のペースで走った方が楽なので結局またソロで下ハン持って両津BS目指して走ります。さすがにちょっと疲れが出始めたところで9時50分に両津着。休憩を短めにすれば15時ゴールも可能なペース。とりあえず自転車をバイクラックに預けて休憩スペースへ。

 専門学校生によるストレッチのサービスがあると聞いていたので、弁当には目もくれずストレッチの受付へ。20分ほど下肢を中心に伸ばしてもらいました。疲れた身体にとても気持がちいいのでこのために佐渡に行きたくなります。ストレッチの後は早めの昼食。おにぎりと唐揚げのお弁当にみそ汁をいただきます。ロングライドの後のみそ汁は何故か美味い。
時間が惜しいのでさっさと食べて後半戦へ再スタート。さすがに100kmを越えて疲労を感じてきたのでしばらく列車の後ろに付いてぬくぬくしようと企むも、なんか臭い。男臭がする。もちろん自分も臭いのかもしれませんが、男トレインの臭いに耐えられず離脱。再びソロに。両津BSから多和田ASまでは40kmほどあり、アップダウンは少ないものの、佐渡ロングライドでもっとも長い区間です。そう言えば、佐渡は数キロに及ぶトンネルがいくつかあるので、ライトはフロント、リアともに用意しましょう。向かい風に耐えながら進むこと40km多和田ASに到着。ここのメニューもおにぎり、レモン、コッペパンにスポーツドリンク。トイレだけ済ませて短時間の休憩で出発。
次の小木ASまでは20km少々。相変わらずソロで追い込みすぎないように走る。海岸線の平坦区間を気分良く走っているときにふと後ろを振り返ってみたら、なんと10人以上のトレインが!(お前ら追いつく脚があるならちょっとは引けよモー)。気にしたら負けなのでそのままマイペースをキープ。小木ASに着いたらまたしてもストレッチサービスに飛び込む。天国。
小木ASを出るとすぐに短い登坂。楽しい。そのまま海岸線をもう少し走ると佐渡最大の登り区間。超楽しい。入り口こそ傾斜がきついですが、そこさえ乗り越えればあとは10%未満がダラダラと3kmほど。170kmを走った後なので無理をすると脚が攣ったりしそうですが、落ち着いて登れば距離3km、標高200m弱なのでどうということもありません。一つ目の登りをクリアすると最後の素浜AS。ここでは塩飴を配って回る幼女とその弟らしき二人に遭遇。
素浜ASも短時間で脱出。最後の激坂2連発へ。と、意気込んだものの最後の2つは拍子抜けでした。特にきつい斜度でもなく、距離が長いわけでもない。ヒルクライムが趣味の人からすると物足りない丘でした。さすがに210kmコースの最後なので登坂に慣れてない人にはきついかとは思いました。達成感は増すかもしれませんが、リピーターを減らすことにならないかちょっと心配です。

坂をクリアすると短い海岸線を抜けて市街地へ入ります。平均速度が27km/hを少し切ったところだったので、27km/h越えを目指して踏みます、超踏みます。が、町中なので何度か信号につかまり平均速度は上がらず心も折れます。追い打ちのように登りで追い抜いた重量級ライダーさんに平坦でブチ抜かれます。まだまだ鍛錬が足りません。
うっかりしててゴールの時間を見ていなかったのですが、大体16時頃にフィニッシュ。ゴール前で名前を呼んで「お帰り!」コールをしてくれるのは他のイベントにはないので新鮮でした。なんだかんだで一番キツかったのは中だるみ+向かい風の両津〜小木間でしたね。ここをもっとハイペースで乗り切れればさらにタイムを短縮できるはず。

ゴール後は完走証を受け取り、やっぱりストレッチサービスに駆け込んでしっかりほぐしてもらいました。時間的には余裕だったのでのんびり着替えて自転車をパッキング。18時発のツアーバスに乗り込みました。小木から直江津までのフェリーでは夕食にビールと岩のりうどん。出航前に食べ切って、二等船室で就寝。帰りは波も穏やかだったようでぐっすりでした。
 直江津からのバスの中でもほとんど寝ていたと思います。ほぼ記憶がありません。最後のサービスエリアで池袋行きの3号車から大宮駅行きの4号車に乗り換えて、5時前に大宮駅に到着。松屋で朝食を摂ってそのまま東北新幹線で出張先の白河へ。かなり無理のあるスケジュールでしたが、仕事も無事にこなすことができました。
来年?もちろん参加でしょう。

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