Emonda SL5 Disc 2021を軽量化する: コラムスペーサー

 -2kgを目指すEmonda SL5 Discの軽量化。第3段はポジション調整のためコラムスペーサーを抜きます。

買ってきた状態だと専用形状のコラムスペーサーが40mm分(15mm x 2, 5mm x 2)入っています。さらにその上にケーブルをヘッドチューブに引き込むための黒いスペーサー(10mm弱)があります。これはケーブルの処理に必要なので抜くことができません。

2021のEmondaはヘッドチューブがこれまでのH2フィットとH1フィットの間のH1.5になり、SL5でも大きく前傾したポジションが取れます。54サイズのヘッドチューブ長は131mmで、これはヘッドチューブ上のシルバーのパーツまでを含む寸法です。なので、ヘッドチューブ+スペーサー一式の調整幅としてはおよそ140mm〜180mmとなります。

私は基本的にハンドルは低め、遠めを好みますが、一応ものは試しということで完成車状態から5mmだけ下げた状態でしばらく乗ってみました。ですが案の定ハンドルが高く、慣れる感じもないので残りの35mmも抜いてしまいました。


これで完成車から高さが-40mm。単に高さが下がるだけではなく、ヘッドアングルが73度なので、12mmほどリーチが増加します。ボントレガーのハンドルバーはリーチが100mmと長めで、100mmのステム と合わせてちょうどいいポジションになりました。

抜いた専用のスペーサーがこちら。左右がパズルのように組み合わせられていて、上下にずらすと簡単に外せるので、ハンドルバーやステムを外すことなくスペーサーだけを抜くことができます。ただし、スペーサーを抜くとシフトワイヤーと油圧ブレーキホースの長さが余るので、要注意です。特にフロントのブレーキホースがハンドル周りで大きく余るので、エアロ的にはマイナス要素になりそうです。

重さを計ってみると35gほど。コラムの余りもカットしてしまえば合わせて50g程度の軽量化になりそうですね。

ここまでの軽量化315g。目標まであと1,685g。

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