Campagnolo Chorus スプロケットとVision Metron Disc ホイール

とあるお店で特価だったのでディスクホイールを買いました。ディスクホイールと言っても今流行りのディスクブレーキ対応ホイールではなく、円盤型のディスクホイールです。リアだけで重量はおよそ1,050gあるのでMetron 55 SL(1,580g)に比べればかなり重い。Metron 81 SL(1,740g)でもまだちょっと重そうですが、主に平坦でのタイムトライアルにしか使用しないので、重さはそれほど大きな問題にはならないでしょう。



デカールが白赤でフリーはカンパ仕様。TTバイクの Cannondale Slice RS Black Incのコンポは SRAM RED eTapなので本来はShimano/SRAMフリーを買うべきで、デカールもグレーが好みなのですが、これが安かったので・・・。自転車仲間のAさん曰く、カンパニョーロのスプロケットとシマノやスラムのディレーラーの組み合わせでも問題なく変速するということなので信じてポチリ。


スプロケットはChorusのの12-25を買いました。流石にレコードやスーパーレコードは高すぎて手が出ません。今までコンポーネントはシマノとスラムしか使ったことがないのでホイールのシャマルミレを除けば初めてのカンパニョーロ製品です。ロックリングを締める工具もシマノ用とは別なのでパークツールのやつを新たに購入。



フリーの見た目はこんな感じ。シマノよりもゴツイ。


カンパのスプロケットはシマノやスラムと違ってフリーに挿入するためのガイドが備わっていました。この白いガイドをフリーの穴に差し込むとスプロケット全体がスコっとフリーにハマる仕組みです。


ガイドをフリーに差し込んだところ。


スコッ。ハマりました。楽チンですね。


ロックリングを力一杯締めます。


出来上がり。ギアの構成が12-13-14-15-16-17-18-19-21-23-25とクロースレシオなので美しいですね。


ちなみにホイールの仕上げはイマイチでした。成形に使用した部材の残りカスなのか、スポークホールやバルブホールからゴミが見えます。気にしたら負けなので気にしません。平地以外で使うことは想定していないので少々の重量増は無視できますし。


という訳でとりあえずAllez Sprintに取り付けてみました。白赤デカールは好みじゃないのですが、手持ちのVision Metron 55 SLも白赤デカールなので特に違和感はありませんでした。問題としてはMetron 55 SLやMetron 81 SLが今流行りのワイドリム(24mm)で、Metron Discは20mm少々のナローリムなのでブレーキのセッティングを大きく変える必要があります。Slice RS Black Incは専用のエアロ形状のVブレーキで調整が非常に面倒なので、ブレーキワイヤー等には触れずにブレーキシューホルダーの固定ボルトに1mm厚のワッシャーを各2枚、合計4枚入れることで解決しました。

変速については11-25のスプロケットに合わせて調整してあったのでトップ12に合わせた再調整が必要でした。トップギアが一つ大きくなったためBテンションボルトを締めてガイドプーリーとスプロケットの距離を少し離す調整が必要でした。それだけ調整すれば他の作業は必要なく、カンパのスプロケットとスラムのコンポーネントで問題なく変速してくれました。

実走レポートは後日また改めて。


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