第13回富士ヒルクライム

結果から書くと、今回は1:25:00でした。

初めて富士ヒルに出たのは2年前。2014年の第11回大会でした。その時のタイムは1:35:53。今思えば、まだまだ初心者でしたが、ツールドつくば、ツールド八ヶ岳、佐渡ロングライドなどヒルクライムやロングライドのイベントをいくつかこなした後で「俺、意外と走れんじゃね?」と勘違いし始めた頃合いでした。そして脱初心者を目指して90分切りに挑んだわけですが見事に玉砕。

2015年は山岳ロングライドが楽しくなってタイム計測をするヒルクライムへの情熱を失っていたので不参加。

そして2016年。2年分の成長を測定してみようという気になり参加することに。

2年前よりも5kg以上体重を落とし、前日の計量では65kg。身長は176cmなので特に細いということもありませんが、まずまず。本当は62kg程度まで絞るつもりでしたがコンディショニングに失敗しました。主にお酒のせいで。体調もベストではなくやや不安な感じ。

当日の装いは基本的に軽さ優先で。ヘルメットがMETのMANTA、シューズはMAVICのZELLIUM、サングラスはRaphaの新製品Pro Team Fly Weight Glasses。ジャージもRapha一式(Climber Jersey Pink, Pro team Light Weight Bib, Pro team Mitts)。RCC所属ですが、あえてRCCジャージではなくクライマージャージで。日差しが強いのでアームスクリーンも。普段はシューズとペダルはGiroのRepublic+Crank BrothersのEgg Beaterの組み合わせ一択ですが、タイムトライアルなので久々のMAVIC+SPD-SLにしてみました。



今回は申告タイムを80分にして、あわよくばシルバーを狙おうという作戦。事前に計算してみたところ、概ね20km/hをキープすれば75分以内にゴールできるはず。

自転車は手持ちの中で最も軽いBianchiのOltre XR.2。ホイールはMAVICのR−SYSで軽量ですが、コンポがアルテグラなのでトータルの重量としては超軽量というほどでもありません。7kgをちょっと超えるぐらいだと思います。ボトルはシングルでポンプも外しました。
2年前の経験から、集合からスタートまで結構待たされるかと思いましたが、意外にスムーズにスタートを迎えました。序盤は料金所からしばらくがきついので抑えめで。傾斜が落ち着くタイミングでペースを上げていきます。だいたいいつも一度心拍が200近くまで上がってから180程度に落ち着くまでは調子が出ないので無理はせずに集団の中で徐々に位置を上げてきます。しかし毎度のことながら申告タイムがデタラメな人が多く、序盤で何百人抜いたことか・・・。遅い人が団子になっていると後ろが渋滞するので申告タイムは正確にしてほしいものです。

で、10kmを超えたあたりで徐々にシルバーの目安から遅れ始め、さらに脚に違和感が出始めます。無理をすると攣りそうなのでペースを抑えてだましだまし進みます。シルバーはちょっと無理でもブロンズは余裕のペースなので気持ちを切り替えて。

ここからは特に何事もなく20km地点までは淡々と進みましたが、20kmを過ぎたところで脚攣り。たまらずクリートを外して路肩に停止。1分少々筋肉を伸ばして回復。そして再スタート。また攣ってはたまらないので力を入れないようにインナーローでくるくる。

終盤の平坦区間に入ったところでギアを上げて加速。とは言っても35kmまで上げるのがせいぜい。そしてそのまま最後の登り区間へ。勢いでゴールへ飛び込みたいところですが、前が渋滞気味なのでゆるゆるとフィニッシュ。

結果は最初に書いた通り85分。予定どおりブロンズげっと。シルバーは遥か遠くだと確認できました。仮に脚が攣らなかったとしても今回のペースだと80分がやっとだったと思われます。75分を切るには真面目にトレーニングをしないと無理っぽいことがわかりました。

80分は見えてきましたが、75分は厳しい。ブロンズリングももらっちゃったので、来年はどうしたものか・・・?

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